在日中国人、過去最多の92万人に


在日中国人、過去最多の92万人に 
中国ネット「口では反日と言っておきながら・・・」
2018-01-18


中国メディア・今日頭条は16日、日本に滞在する中国人・中国出身者(台湾を含む)の数が2017年6月末現在で過去最高の92万人を突破したと伝えた。

 記事は、法務省が発表した最新データで、17年6月末現在で日本に滞在する中国人の人口は76万5844人だったと紹介。これに1952年から2016年までに日本国籍を取得した中国出身者13万8543人、不法滞在者1万2733人、元中国残留孤児5208人を加えると、在日中国人・中国出身者は約92万2000人になるとした。元中国残留孤児は「文化的な意味での中国人」と説明している。

 また、日本に滞在する中国籍(台湾を除く)の人口は71万1486人で前年同時期より3万3915人増加したほか、在留資格の種別では永住者が最多の24万3690万人に達し、在日中国人の生活が安定化の傾向にあることが明らかになったと伝えた。

 在留資格で次に多かったのは留学の11万4967人、技能実習の7万9959人の順となっている。就労ビザでは「技術・国際業務・人文知識」が7万4621人と依然トップで、調理人を主とする「技能」が1万5431人、「経営・管理」が1万1791人と続いた。さらに、日本政府がハイレベル人材呼び込みのために新設した「高度な専門職」ビザ取得者は3642人いたという。

 中国のネットユーザーは「移民がいない国は、強い国はなり得ない」、
「みてみろ、口では反日だの何だのって言って、みんな日本に行ってるじゃないか」、「歴史的な恨みはさておき、自分も日本は好きだ」、「日本は魅力に満ちた国」といった感想を寄せた。また、中には「自分の家が良ければ、誰が他所に行こうとするだろうか」とし、中国国内の社会に改善の余地があるとの見方を示すユーザーもいた。
(編集担当:今関忠馬)



日中を訪れた白人男性「中国人が日本に行きたがる理由」がわかった=中国メディア
2018-01-07


Seachinar

2017年の訪日外国人は、中国人と韓国人で約半数を占めていたようだ。中国からの旅行客は相変わらず多いが、なぜ多くの中国人が毎年日本を訪れるのだろうか。中国メディアの今日頭条は5日、ある外国人が「どうりで中国人が日本を訪れたがるわけだ」と感じたと紹介する文章を掲載した。

 この外国人の国籍は不明だが、白人の男性だ。旅行で中国をまわってから日本を訪問したそうで、日本と中国との違いを肌で感じ、中国人がこぞって日本に旅行に行く理由が分かったと感想を述べたという。たとえば、かばんを飛行場のトイレに忘れてきてしまった際、気が付いて戻った時もかばんがそのまま置いてあったそうだが、「中国ではありえない」と感動したようだ。

 また、日本の道路も車も非常にきれいで、1人ひとりがゴミを分別する習慣があると指摘。中国ではゴミの分類がまだ浸透していないうえに、ゴミ箱が数メートルごとに置いてあるのに清掃員が道路を毎日掃除しなければならず、清潔さに大きな差があるのは事実だ。街の清潔さという点だけでも、外国人の目には「どうりで中国人が日本を訪れたがるわけだ」と実感するものだったようだ。

 さらには、日本人はどこでも秩序正しく列を作ることに感心したと紹介。どんなに長くても静かに並び、割り込みは見られず「日本人の民度の高さは言うまでもない」ことだと称賛している。記事は、この外国人の見解として「日本を訪れれば、世界観が覆される」とし、やはり百聞は一見にしかずであると伝えた。

 記事には、外国人の見解に対して多くのコメントが寄せられていたが、いずれも反論する内容で、日本がきれいで日本人が礼儀正しいということは知っているものの、日本と中国を比較されることには反感を持つ中国人の気持ちが伝わってきた。しかし、外国人の指摘はいずれも客観的な意見であり、まずは違いを知り、受け入れることが改善につながるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)