韓国 戦時の避難所シェルター


韓国避難所、邦人5万7000人全員が収容可能


2017年08月17日
読売オンライン

北朝鮮による弾道ミサイル発射など朝鮮半島情勢が緊迫する中、在韓邦人の退避計画を検討している日本政府は、北朝鮮からの攻撃などの際に韓国政府が全国で指定している「避難所(シェルター)」に邦人全員を収容できることを確認した。
 退避計画では避難後の邦人輸送を盛り込むが、邦人救出のための自衛隊の艦船や航空機の派遣に関して韓国側の同意を得られるメドは立っておらず、韓国政府との協議を急ぎたい考えだ。
 外務省などによると、在韓邦人は約5万7000人で、仕事などを理由にした長期滞在者が約3万8000人、観光目的などの短期滞在者が約1万9000人。在韓邦人の退避計画策定を担当する日本政府職員が5月以降、複数回にわたってソウルなどを訪問し、韓国政府が避難所に指定している地下鉄駅や高層ビルの地下駐車場などを視察。
(ここまで350文字 / 残り559文字)


中の人を助けたらエレベーターが壊れちゃう!韓国のマンション管理人が仰天対応=韓国ネット「まるで悪魔」「これは韓国の市民意識の問題」

配信日時:2017年8月19日(土)

2017年8月18日、韓国・釜山(プサン)のマンションでエレベーターが故障し女性が中に閉じ込められる事故が発生したが、エレベーターの破損を懸念したマンション管理所長が救助を遅らせたために被害者の女性が失神してしまう騒動があった。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

釜山南部警察署によると、16日午後7時ごろ、釜山市内のマンション1階からAさんがエレベーターに乗り扉が閉まった直後、エレベーターがそのまま動かなくなった。Aさんはすぐに非常ベルを押して管理事務所に救助を要請、8分後にマンションの保安要員がやって来た。しかしそこでは何の措置も取られず、Aさんは結局119番に通報しレスキュー隊が出動、隊員らが装置を使ってエレベーターの扉をこじ開けようとしたところで、今度はマンション管理所長のBさんがこの作業を止めさせた。Bさんは、エレベーターが壊れることを心配したのだ。

困ったAさんは夫に電話、驚いた夫が30分後に現場に到着し大声を上げると、ようやくレスキュー隊がドアをこじ開けた。閉じ込められてから約45分、ドアが開いた時にはAさんはすでに気を失っており、すぐに病院に運ばれた。

警察関係者によると、レスキュー隊が「エレベーターを損傷することなくドアを開けることができる」と現場で説明したが、Bさんが納得しなかったとみられるという。事故後、エレベーターは地下2階まで落ちてさらに大事故につながりかねない状況だったことが判明した。警察はBさんを業務上過失致傷の容疑で立件するか検討中とのことだ。

この驚きの出来事に、韓国のネットユーザーからは「お金より人が先でしょ」「まったく頭に来る話だ」「人の命とエレベーターとどっちが大事か、そんなに判断が難しい問題?」とあきれたような声や怒りの声が7000件余り寄せられている。

管理所長に関しては「マンションの住人がかわいそう。すぐにクビにすべき」「当然、刑事処罰を受けるべきだ」「まるで悪魔。管理所長をエレベーターに閉じ込めてしまえ」など、厳しい措置を求める声も上がっている。

また、「(2014年に沈没事故を起こした旅客船セウォル号から何一つ変わっていない。これは朴槿恵(パク・クネ前大統領)など指導者の問題ではなく、市民意識の問題。とにかく利己主義がひどい」「この管理所長は自分だけ真っ先に逃げ出したセウォル号船長と同じ」など、高校生ら約300人が犠牲となったセウォル号事故に言及するコメントも目立った。(翻訳・編集/吉金)