メカニックと人種


日本のメーカーが業界独占状態にある「精密な変速機」はどうして我々には作れないのか=中国メディア

日系メーカーの好調が続いている中国の自動車市場だが、8月もこの状況が続いたようだ。各社が発表したデータによると、トヨタ、日産、ホンダの大手3社はいずれも単月の新車販売台数が前年同月比で10%以上増えた。特にホンダは単月で同20.6%、累計でも同18.0%の大幅増と特に好調で、累計販売台数で3社中トップに躍り出た。
 中国における相変わらずの日系車人気が伺えるが、その背景にあるのはやはり技術力の高さと信頼感の高さだろう。中国メディア・今日頭条は7日「日本の変速機はどうして国産を寄せ付けないのか どうしてわれわれには作れないのか」とする記事を掲載した。
 記事は「国内には独立した変速機開発能力がなく、多くの中国自動車メーカーは日本のアイシンなどの製品に頼らざるを得ない。業界内は独占状態にあるのだ」とした。
 その理由については「とても簡単だ。設備の作業精度が低く、レベルの高い生産ラインを持っていないからだ。たとえ製造できたとしても、その耐久性は間違いなく弱い」とした。また、複雑さ、精密さが要求される変速機には質の高い材料が求められるが、中国国内の精錬能力がこれに追いついていないという点も理由として挙げている。
 そのうえで「変速機自体作るのは決して難しくない。しかし、求められる基準がとても高いために、中国ではなおも自前で開発する能力がないのだ。そしてこれが、国内メーカーが合弁メーカーに追いつけない理由の1つにもなっている」と論じた。
 中国のネットユーザーからは「この差は大きい。少なくとも30年は必要だろうな」、「特許を取らないことにはね」、「コンセプトばかり先行して、細かいものが作れない」、「変速機だけじゃなくて、エンジンだってそうだ」といったコメントが寄せられている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)



家電問い合わせ、AIが応対…パナ24時間対応
9/9(土) 18:38配信    読売新聞 

パナソニックは2018年度にも、家電の使い方などの問い合わせに、人工知能(AI)が答える24時間サービスを導入する。

 文字で会話を交わす「チャット」の仕組みを活用し、問い合わせ内容を送るとAIから返信が届く。例えば「リモコンでテレビを操作できない」と入力すると、リモコンの設定状況を尋ねてきたり、操作方法を記したウェブサイトを紹介してくれたりと、人間のようにコミュニケーションが取れるプログラムを開発する。

 パナソニックの電話窓口には年間約200万件の問い合わせがあり、オペレーターが応対しているが、深夜や早朝は受け付けていない。専用サイトに「よくある質問」への回答も載せているが、顧客の望む情報が専用サイトに掲載されていないことも多かった。

 問い合わせの多くは製品の機能などに関する比較的単純な内容で、AIで十分対応できるとみている。



本当に理由はそれだけ? 中国人が考えた「日本人が中国旅行をしない理由」=中国

日本を訪れる外国人を国籍別に見てみると、最も多いのはお隣の中国人だ。日本政府観光局によれば、2016年に日本を訪れた外国人客は2403万9700人に達したが、中国人の数は637万3564人に達し、全体の実に26%以上を占めた。
 近年は中国で大型連休を迎えたり、日本で桜が開花したり、紅葉の見頃を迎えるたびに多くの中国人が日本を旅行で訪れている。
 事実、中国では人気の渡航先に毎年、日本の名前が挙がっていて、日本旅行ブームが起きていると言っても過言ではないほどだ。しかし、日本では中国旅行がブームになるようなことはなく、日本人が中国で何かを爆買いするようなことも起きていない。
 中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人の間で日本への旅行が人気となっているのに、日本人の間では中国旅行は人気がないのは不公平だとする一方で、「なぜ日本人は中国を訪れたがらないのか」と疑問を投げかける記事を掲載した。
 記事は、世界には数多くの観光地や景勝地があるのに「なぜ日本ばかり人気なのか」と不満を示す一方、日本は中国から地理的に近く、中国では日本に関する情報も少ないためか、「好奇心をそそられる国であるのは確か」であると主張した。逆に日本人にとって中国は同様に近い国であるはずなのに「なぜ日本人の間で中国旅行は人気がないのか」と疑問を投げかけ、その理由は「日本では中国のマイナスの面ばかり注目され、中国のイメージが良くないからだ」と主張し、イメージさえ良くなれば中国を訪れる日本人は増えるのではないかと期待を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:CNSPHOTO)