韓国マクドナルドのハンバーガー病 大腸菌


韓国、ハンバーガー食べ腎臓機能障害負った少女の家族がマクドナルドを刑事告訴=韓国ネットから同情の声多数

7月5日(水)19時40分 Record China

2017年7月5日、韓国でファストフードチェーン「マクドナルド」のハンバーガーを食べた娘が溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかったとして、少女の家族らがマクドナルド韓国支社を食品安全法違反などの疑いでソウル中央地検に告訴した。韓国・聯合ニュースなどが伝えた。

被害者の代理人を務める弁護士は5日午前、記者会見を開き、「ハンバーガーを食べる前までは健康だったAさん(4)が、加熱の不十分なパティの入ったマクドナルドのハンバーガーを食べ、『ハンバーガー病』と呼ばれるHUSにかかった」と告訴の趣旨を説明した。

被害者側によると、Aさんが昨年9月、京畿(キョンギ)道内のマクドナルド店舗で
ハンバーを食べた2〜3時間後から腹痛を訴え始め、下痢や血便が出るなど症状が悪化したため3日後に入院、HUSと診断された。約2カ月後に退院できたものの、腎臓機能の9割近くを消失し、現在は1日10時間ほどの腹膜透析を受けているという。

被害者側は、「HUSは主に加熱が不十分なひき肉料理が原因で発病する」とし、
「米国では1982年にハンバーガーが原因の集団発病事例が報告されている」ことを説明、Aさんの病はマクドナルドのハンバーガーが原因と主張した。

これに対しマクドナルドは、「調理は機械で行っているため加熱が不十分なパティは提供し得ない」との立場を取っているが、被害者側は「グリルの設定を誤ったか、定められた位置に(パティを)置かずに加熱すれば、調理が正しくなされない可能性もある」と反論している。

被害者側はこのほか、問題の店舗の監視カメラ映像の証拠保全申請を行うとともに、損害賠償を求める訴えも起こす予定だという。

この被害少女については6月に韓国メディアで報じられており、この時も世間の大きな関心事となっていたが、今回、家族が告訴に踏み切ったとの報道にもネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。中でも「マックのバーガーを食べてハンバーガー病にかかったなら100%マクドナルドの責任のはず。米国なら数百億の賠償だね」「マクドナルドは賠償すべきだ」「子どもがものすごい苦痛を抱えているのにいまだに無視とは…子を持つ母親として怒りを覚える」など、マクドナルドに対し批判的な声が目立つ。

また、「ハンバーガーがこんなに危険な食べ物とは知らなかった」「ハンバーガーは個人的にもうやめることにした」といった声も。

さらに、「とにかく子どもがかわいそう」「ささいなミスが原因なんだろうけど、結果があまりに残酷」など、被害者に同情のコメントも多数寄せられた。(翻訳・編集/吉金)

溶血性尿毒症症候群 - Wikipedia

微小血管性溶血性貧血、急性腎不全および血小板減少症を特徴とする病態である。 血小板減少症とFDPの上昇がみられ、さながらDICの所見である。
典型的なHUSは主として小児に発症し、腸管出血性大腸菌O157など)や赤痢菌に感染した際、菌の出すベロ毒素が腎臓の毛細血管内皮細胞を破壊してそこを通過する赤血球を破壊することで溶血がおき、並行して急性腎不全となり、尿毒症を発症する。


韓国の4歳女児、マクドナルドのハンバーガーを食べ腎臓機能に深刻な障害か=ネットで不買運動の呼び掛け広まる

配信日時:2017年6月21日(水)

2017年6月20日韓国の4歳の女児がファストフードチェーン「マクドナルド」のハンバーガーを食べた後に腹痛などを訴え入院、その後、腎臓機能障害2級の判定を受けていたことが分かった。韓国・KBSなどが伝えた。

女児は昨年9月、マクドナルドで購入したハンバーガーを食べたところ、腹痛と嘔吐(おうと)などの症状が出たため病院へ、そこで溶血性尿毒症症候群(HUS)との診断を受けた。HUSは加熱が不十分なひき肉料理を食べた場合に発病しやすいといい、米国では1982年、加熱が不十分だったハンバーガーのパティが原因で集団的な発病が起こったことから、北米などでは「ハンバーガー病」とも呼ばれる。

現在女児は、HUSによって腎臓機能の9割を消失し、毎日8〜10時間の腹膜透析を受け続けているという

女児の母親は、女児が被害に遭った当日、「マクドナルドのハンバーガーを食べて以降は水以外にまともに口にしたものはない」と主張、マクドナルドに対し補償を求めているところだ。

これに対しマクドナルド側は「子どもの健康と直結した今回の件について極めて残念に思う」としながらも、「問題の店で販売された全製品を点検したが異常は見つからず、診断書でも発病とハンバーガーとの因果関係は明確に確認されていない」として補償には応じない立場を示している。

この報道に韓国のネットユーザーの関心は高く、記事には数千のコメントが集まっている。中でも女児と同じ年頃の子を持つ親世代の投稿が多いようで、「実に気の毒。頑張って」と応援の声のほか、「もうマクドナルドで買うのはやめよう」「怖い。子どもには絶対に食べさせられないね」「商品は防腐剤の塊。食べないに越したことはない」などマクドナルドの不買を宣言したり呼び掛けたりする声が目立つ。

また、マクドナルドに関して「どうやって作ったら子どもがそんな病気になるの?それでいて補償もしないとは、良心がないの?」「他国に比べて韓国では一番高く売ってるくせに、責任は取れないって?韓国は本当に米国や外国のカモなんだな」「これで病気になったのが米国人だったら天文学的な額の補償をするんだろう」など厳しい批判の声もあった。(翻訳・編集/吉金

ハンバーガー恐怖症」を引き起こした韓国マクドナルド、店長が衝撃の衛生状況を暴露=「不買運動をしなきゃ」「他の店でも…」―韓国ネット

配信日時:2017年9月22日(金)

2017年9月21日、韓国・テレビ朝鮮は、韓国マクドナルドハンバーガーの安全性問題を追跡してきた取材陣に対し、あるマクドナルド店長から衝撃的な内部情報の提供があったと報じた。

韓国では最近、マクドナルドで生焼けパティ入りのハンバーガーを食べて腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかったという健康被害が相次いでおり、一連の「ハンバーガー病」問題が波紋を呼んでいる。

マクドナルドで数年間勤務しているという店長のAさんは「保健当局が衛生点検をする際には『回収用の氷』を提供する」と話す。つまり、「大腸菌をはじめとする食中毒菌が検出されないよう、点検者の目を盗んで食器洗浄に使う消毒剤を氷にスプレーして渡す」というのだ。韓国マクドナルド本社が「消毒された氷を提供するように」と衛生点検への対応指針メールを送ったり、店舗管理者らが確認したりする場合もあるという。

氷だけではない。ハンバーガーも消毒剤をスプレーして提供するそうだ。Aさんは「ハンバーガーにスプレーする場合は素早く行わなければならない。ハンバーガーの内側、パティ側にスプレーする」と述べ、「スプレーをかけ過ぎて、取り締まりチームに『どうしてこんなに湿っているのか』と聞かれたこともある」と答えた。

同様の対応は数カ所の店舗で慣行のように行われているそうで、Aさんは同僚の店長BさんとのSNSでのやり取りや、「たくさん(消毒剤を)スプレーしておく。そうすれば合格する。あの人たち(保健当局)が食べるわけじゃないから」というBさんとの通話内容も公開した。実際に、韓国消費者院が消費者を装ってハンバーガーを購入した際は食中毒菌が検出されたものの、「無償回収証」を提示した保健当局の衛生点検では菌が検出されていないことが分かっている。

この告白に対し、マクドナルド側は「一方的な主張であり、売り場では決してありえない明白な犯罪行為」と主張、「同様の行為があったとすれば、刑事告発措置を取る」という立場を明らかにした。

ネットユーザーからは「マック不買運動をしなきゃだね」「ここまできたらマクドナルドは政府レベルで撤収させないと」「米国本社が韓国支社を告訴して撤退させてほしい。マクドナルド以外にもハンバーガーを売るところは多い」といつも通りのマクドナルド批判が寄せられる中、「取り締まり過程にも問題がある。身分を明らかにして検査するせい」「情けない公務員。みんな知っててもだまされたふり」「消毒剤のことは取り締まり班も既知の事実。裏金があって、検査するやつは細菌が基準以下なら合格判定してる」など保健当局を非難する声も強まっている。

その他にも「私が働いてたカフェも点検時には消毒液をスプレーしてた」「マクドナルドだけじゃない。外の食べ物は作ってるところをみたら食べられなくなる」との暴露コメントや、「心置きなく食べられるものがない。まだ安全なのは家のご飯くらい」との嘆き節も見られた。(翻訳・編集/松村)                            

韓国でマクドナルドをめぐる騒動収まらず、大腸菌入りのパティ55トン流通が判明=韓国ネット「もうアウトでしょ」「果たして他の店は安全なのか?」

2017年11月3日 07時30分


2017年11月1日、韓国でマクドナルドのハンバーガーを食べ溶血性尿毒症症候群(HUS、ハンバーガー病とも呼ばれる)にかかったなど健康被害の訴えが相次ぎ問題となる中、韓国マクドナルドのハンバーガーパティからHUSの原因となり得る腸管出血性大腸菌が過去2年で3回検出されていたことが分かった。韓国・東亜日報が伝えた。

10月31日、韓国の国会議員2人が食品医薬品安全処(食薬処)から提出を受けた資料を基に、韓国マクドナルドのハンバーガー用パティを供給する系列会社マッキーコリアの自社検査で、昨年6月と今年8月に「10:1純ビーフパティ」から、昨年11月に「4:1純ビーフパティ」からそれぞれ腸管出血性大腸菌が検出されたことを明らかにした。

しかし問題が見つかった製品全62.3トンのうち回収・廃棄されたのは7トンのみで、残る55トン余りは通常通り流通・販売されたという。またマッキーコリアは昨年11月の検出時、関連当局への届出さえ行っていなかったことも分かった。

記事は、「大腸菌検出パティ」が堂々と流通した背景には「法の弱点」があると指摘している。韓国の食品衛生法は「食品製造加工業者が自発的に品質検査を実施する」などとして食の安全を企業の良心に任せており、会社が不適合の結果を申告しない限り問題は発覚しないままなのだ。また「検査結果が出るのを待って製品を流通させねばならない」との規定もないという。

ついに国会で取り上げられるまでに発展してしまった「ハンバーガー病」問題に「マジか。事態は思ったより深刻だね」と驚くネットユーザーもいるが、「マクドナルドはもうアウト。韓国から出ていって」「良心に従わない企業は厳しい代価を払うべき。ここまできたら市場追放でもおかしくない」とネット上では怒りの声が目立つ。

一方で「マクドナルドだけでなく、他のファストフードチェーンも調査して」「果たして他は安全なのだろうか?」などのコメントも寄せられ、消費者もだんだんと疑心暗鬼になっている様子がうかがえる。

また、「原因は消費者側にもある」との意見もあり、「こんな状態でもマクドナルドには人がうようよ」「最近、マクドナルドは日本で廃業寸前にまでなったらしい。それなのに韓国は?問題が発生しても皆よく食べている」と指摘するユーザーも見られた。(翻訳・編集/松村)



韓国「ハンバーガー病」患者は日本で感染?発病直前に沖縄旅行=韓国ネット「潜伏期間を考えたら沖縄で感染したのかも」「韓国マックは逆告訴すべき」

配信日時:2017年10月10日(火)


2017年10月10日、韓国で生焼けの肉のパティが原因として波紋を呼んでいる溶血性尿毒症症候群(HUS、別名「ハンバーガー病」)と診断された子ども
2人のうち1人が、発病の約1週間前に家族で沖縄を旅行していたことが判明した。
韓国・中央日報が伝えた。

韓国ではマクドナルドのハンバーガーが原因でHUSにかかったとの告訴事例がこれまで計4件、5人に上っている。うち、当時4歳の女児と1歳の男児が医師からHUSの診断を受けた。検察は捜査を進めているが、問題のパティが保存されていないため疫学調査ができないなど難航、結局、7月から100日近く行われた捜査でもハンバーガーと発病の因果関係は確認できていない。

そうした中で新たな事実が発覚した。HUS診断を受けた1歳男児が、昨年の発病約1週間前の7月20〜22日に母親や姉と共に沖縄に行っていたことが確認されたのだ。当時、男児も訪れた沖縄のテーマパークでは訪問客35人が腸管出血性大腸菌O157に集団感染し、うち4人がHUSの診断を受けたことが分かっている35人のうち32人の感染原因は、テーマパークで販売されたサトウキビジュースだった

新たに分かった事実を受け、検察関係者は「感染場所が国内ではない可能性も念頭に捜査を行っている」としているが、男児側の弁護士は「男児の家族は旅行時も水や菓子などを全て持参して衛生的に摂取しており、サトウキビジュースも飲まなかった」と主張しているという。専門家の間でも、「沖縄で感染した可能性がある」との意見がある一方、「感染地域を訪問したという事実だけで原因を予断することはできない」との指摘もあり、意見が分かれている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「潜伏期間や発病時期などを考えたら沖縄で感染したのかもね」「日本で感染しておいて、何の罪もない韓国マックのバイトに(被害者が)責任を押し付けた可能性もある」といった意見が上がる中、「沖縄の可能性もあるかもしれないけど、さも原因かのように指摘するのはどうかな」と記事への反論も寄せられている。

また、「マクドナルドも信じられないけど、海外旅行に行くのにわざわざ韓国からお菓子を持って行くかな?」と男児側の主張を非難する声や、これまでの症例がすべて5歳未満の幼い子どもだったことを指摘し「幼い子どもにハンバーガーを食べさせる親の気持ちが知れない」など怒りの声も。

一方で、新たな事実発覚を受けこれまでの韓国マクドナルド批判から一転、「マクドナルドは逆告訴すべきだ」「マクドナルドは名誉毀損(きそん)で訴えてこれまでの損害をすべて返してもらって」といったコメントもあった。(翻訳・編集/松村)