韓国で食中毒が蔓延するわけ
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9日の「モーニングショー」で、平昌五輪における関連施設の実態に迫った ノロウイルスの集団感染が発生しており、1000人以上が症状を訴えているそう 現地スタッフのツイートには「ノロウイルスの培養室」などと書かれていた
【実態】「まるでノロウイルスの培養室」平昌五輪の現地スタッフが証言
「1300人に与えられた洗濯機はたったの7台」「私たちは実験台か?」と、信じがたい証言が明らかに。
「まるでノロウイルスの培養室」韓国・平昌五輪施設の衛生実態を現地スタッフが告白
2018年2月9日 16時48分
9日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)で、韓国・平昌(ピョンチャン)五輪における関連施設の実態に迫った。
番組VTRでは、五輪開幕を直前に控え、現地でノロウイルスの集団感染が発生していることを取り上げた。韓国・保健省によると、ノロウイルスは勢いを増し、警察官や記者への感染が拡大しているそうで、1000人以上が症状を訴えているという。
平昌五輪組織委員会は、対策に乗り出しているそうだが、会場周辺で働くボランティアスタッフからの信じがたい証言が明らかに。番組VTRでは、ハングル語で書かれたTwitterの画面とともに「1300人に与えられた洗濯機はたったの7台」「これはまるでノロウイルスの培養室」「私たちは実験台か?」と、ツイート内容を紹介した。
さらに、VTR後のスタジオでは、感染が拡大した一因として、平昌五輪組織委員会の「手抜き検査」を指摘する声があがっていることを説明した。
番組アシスタントの宇賀なつみアナウンサーによると、組織委員会は被害の報告を受けて「スタッフの検査を行い、ノロ対策を徹底している」と説明していたが、韓国メディア・CBSが「スタッフの検査を実施していない」ことをスクープしたとのこと。さらに「検査の実施自体、現場のスタッフには通知していなかった」というのだ。
そうした中、現地スタッフのツイートとして「宿舎でノロに感染した数十人が病院に。今も救急車が来ている」「20人でひとつの部屋。シャワーや飲み水も汚い。
番組VTRでは、五輪開幕を直前に控え、現地でノロウイルスの集団感染が発生していることを取り上げた。韓国・保健省によると、ノロウイルスは勢いを増し、警察官や記者への感染が拡大しているそうで、1000人以上が症状を訴えているという。
平昌五輪組織委員会は、対策に乗り出しているそうだが、会場周辺で働くボランティアスタッフからの信じがたい証言が明らかに。番組VTRでは、ハングル語で書かれたTwitterの画面とともに「1300人に与えられた洗濯機はたったの7台」「これはまるでノロウイルスの培養室」「私たちは実験台か?」と、ツイート内容を紹介した。
さらに、VTR後のスタジオでは、感染が拡大した一因として、平昌五輪組織委員会の「手抜き検査」を指摘する声があがっていることを説明した。
番組アシスタントの宇賀なつみアナウンサーによると、組織委員会は被害の報告を受けて「スタッフの検査を行い、ノロ対策を徹底している」と説明していたが、韓国メディア・CBSが「スタッフの検査を実施していない」ことをスクープしたとのこと。さらに「検査の実施自体、現場のスタッフには通知していなかった」というのだ。
そうした中、現地スタッフのツイートとして「宿舎でノロに感染した数十人が病院に。今も救急車が来ている」「20人でひとつの部屋。シャワーや飲み水も汚い。
トイレは詰まり、ゴミ箱もない」と、投稿していたことも紹介した。
宇賀アナは、ノロウイルスが拡大する恐れがあると続ける。メインスタジアムの「平昌オリンピックスタジアム」は3万5000人を収容できるが、観客が利用できるトイレの数は男性用が21基、女性用は44基のみだという。
ここでキャスターの羽鳥慎一は、日本で建設中の「新国立競技場」について、およそ6万人収容で男性用トイレは950、女性用トイレは880であることを読み上げると、他の出演者からも不安の声が広がった。
作家の吉永みち子氏が、トイレにちゃんと手を洗う場所があるかを心配し「(無いなら)みんな我慢しますよね」と漏らすと、テレビ朝日の解説員・玉川徹氏は「寒いから我慢できない」としながらも「(我慢しすぎて)膀胱炎になっちゃう」「『ノロにかかるために(平昌に)行ったようなもんだ』みたいな話になっちゃいかねない」と危惧していた。
宇賀アナは、ノロウイルスが拡大する恐れがあると続ける。メインスタジアムの「平昌オリンピックスタジアム」は3万5000人を収容できるが、観客が利用できるトイレの数は男性用が21基、女性用は44基のみだという。
ここでキャスターの羽鳥慎一は、日本で建設中の「新国立競技場」について、およそ6万人収容で男性用トイレは950、女性用トイレは880であることを読み上げると、他の出演者からも不安の声が広がった。
作家の吉永みち子氏が、トイレにちゃんと手を洗う場所があるかを心配し「(無いなら)みんな我慢しますよね」と漏らすと、テレビ朝日の解説員・玉川徹氏は「寒いから我慢できない」としながらも「(我慢しすぎて)膀胱炎になっちゃう」「『ノロにかかるために(平昌に)行ったようなもんだ』みたいな話になっちゃいかねない」と危惧していた。
なぜ韓国が大きな大会を開催するたびに、食中毒騒動が起きるのか
- Record china
- 配信日時:2018年2月10日 0時20分
- http://sp.recordchina.co.jp/news.php?id=568207
2018年2月8日、澎湃新聞は「どうして韓国で大型スポーツイベントがあるたびに、食中毒が発生するのだろうか」とするコラム記事を掲載した。
数日前、平昌五輪で警備を担当する民間警備会社のスタッフ宿舎で多くのスタッフが頭痛、腹痛、下痢などの症状を訴えた。ノロウイルスに感染したとみられ、新華社は患者が警備員のほか調理員、警察官、メディア関係者、国際五輪委員会(IOC)関係者にまで拡大したと伝えている。また、開会式前日の8日にも新たに42人のノロウイルス感染が確認され、感染者は計128人になったという。
記事は、韓国の疾病管理本部の教授が「現段階の検査状況からみて、集団下痢の原因はかなりの程度で平昌方面の管理不行き届きにあると思われる」との見解を示したとする、中国メディアの報道を紹介。「幸いなことに、今回の集団食中毒事件は選手にまでは波及していないようだ」としている。そして、五輪会場での食中毒発生を受けて各国メディアが選手の安全問題に注目し始め、中国を含めた多くの国の選手が自前の食料を持参していると紹介した。
記事はまた、1988年のソウル夏季五輪でも晩夏の高温下で長時間保存されたキュウリサラダを食べた多くの選手がウイルス感染を起こし、試合出場のチャンスを失うとともに、多くの観客も頭痛や嘔吐(おうと)、下痢などの症状を訴える事態が発生したと指摘。2014年の仁川アジア大会でも会場スタッフやボランティア、一部選手の弁当からサルモネラ菌が検出されたことがトップニュースとして報じられたとした。
記事は、「選手やスタッフの安全を保障することも、総合的なスポーツイベントが高いレベルを維持できるかを占う大きな要素の1つだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)
数日前、平昌五輪で警備を担当する民間警備会社のスタッフ宿舎で多くのスタッフが頭痛、腹痛、下痢などの症状を訴えた。ノロウイルスに感染したとみられ、新華社は患者が警備員のほか調理員、警察官、メディア関係者、国際五輪委員会(IOC)関係者にまで拡大したと伝えている。また、開会式前日の8日にも新たに42人のノロウイルス感染が確認され、感染者は計128人になったという。
記事は、韓国の疾病管理本部の教授が「現段階の検査状況からみて、集団下痢の原因はかなりの程度で平昌方面の管理不行き届きにあると思われる」との見解を示したとする、中国メディアの報道を紹介。「幸いなことに、今回の集団食中毒事件は選手にまでは波及していないようだ」としている。そして、五輪会場での食中毒発生を受けて各国メディアが選手の安全問題に注目し始め、中国を含めた多くの国の選手が自前の食料を持参していると紹介した。
記事はまた、1988年のソウル夏季五輪でも晩夏の高温下で長時間保存されたキュウリサラダを食べた多くの選手がウイルス感染を起こし、試合出場のチャンスを失うとともに、多くの観客も頭痛や嘔吐(おうと)、下痢などの症状を訴える事態が発生したと指摘。2014年の仁川アジア大会でも会場スタッフやボランティア、一部選手の弁当からサルモネラ菌が検出されたことがトップニュースとして報じられたとした。
記事は、「選手やスタッフの安全を保障することも、総合的なスポーツイベントが高いレベルを維持できるかを占う大きな要素の1つだ」と論じている。(翻訳・編集/川尻)
五輪開会式後、深夜に観客大混乱「電車は終わりました」
2018年2月10日12時19分
平昌(ピョンチャン)五輪の開会式が終わり、スタジアムを埋めた観客が一斉に帰途についたのは9日午後10時半ごろ。その先には、深夜に及ぶ大混乱が待っていた。
「珍富(ジンブ)駅はこちらへ」。スタジアムを出ると、最寄り駅へと誘導された。駅まではシャトルバスで20分ほど。バス乗り場には、あっという間に200メートル以上の大行列ができた。
気温は零度を下回り、冷え込んでいく。音楽を流して楽しむ団体もいれば、イライラし出す人も。遅々として進まない行列に、ある米国人男性は「輸送で、五輪の評価は決まるよね」。1時間かかってバスに乗った時には、日付が変わっていた。
警察官の言葉に…
午前1時になろうとするころ、駅に続々と、満員のシャトルバスが到着した。東海岸の江陵(カンヌン)駅を目指す人が多い。だが案内する警察官の答えは「もう電車は終わりました」。思わずみんな天を仰ぐ。駅内にある出発時刻の案内画面も消えてしまった。
タクシー乗り場に数十人の行列ができた。だが、ここは深夜の田舎駅。タクシーは30分に1台ほどしか姿を見せない。やがて「江陵駅へ車で輸送する」という案内が。一気にそちらに行列が移る。
英語スタッフが少ないことも拍車
混乱に巻き込まれたのは、欧米系の人たちが中心だった。英語が話せるスタッフは少なく、片言でのもどかしいやりとりが、あちこちで見られた。
タクシー乗り場で待ちぼうけをしていたスイス人女性は、ホテルの住所を印刷した紙を持って困り果てていた。「どうやって行ったらいいの? 携帯の電池も切れちゃって」。書かれた住所は平昌エリアだが、駅からは遠く離れた場所だった。
(高野遼)
2017年9月21日、韓国・テレビ朝鮮は、韓国マクドナルドのハンバーガーの安全性問題を追跡してきた取材陣に対し、あるマクドナルド店長から衝撃的な内部情報の提供があったと報じた。
韓国では最近、マクドナルドで生焼けパティ入りのハンバーガーを食べて腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかったという健康被害が相次いでおり、一連の「ハンバーガー病」問題が波紋を呼んでいる。
マクドナルドで数年間勤務しているという店長のAさんは「保健当局が衛生点検をする際には『回収用の氷』を提供する」と話す。つまり、「大腸菌をはじめとする食中毒菌が検出されないよう、点検者の目を盗んで食器洗浄に使う消毒剤を氷にスプレーして渡す」というのだ。韓国マクドナルド本社が「消毒された氷を提供するように」と衛生点検への対応指針メールを送ったり、店舗管理者らが確認したりする場合もあるという。
氷だけではない。ハンバーガーも消毒剤をスプレーして提供するそうだ。Aさんは「ハンバーガーにスプレーする場合は素早く行わなければならない。ハンバーガーの内側、パティ側にスプレーする」と述べ、「スプレーをかけ過ぎて、取り締まりチームに『どうしてこんなに湿っているのか』と聞かれたこともある」と答えた。
同様の対応は数カ所の店舗で慣行のように行われているそうで、Aさんは同僚の店長BさんとのSNSでのやり取りや、「たくさん(消毒剤を)スプレーしておく。そうすれば合格する。あの人たち(保健当局)が食べるわけじゃないから」というBさんとの通話内容も公開した。実際に、韓国消費者院が消費者を装ってハンバーガーを購入した際は食中毒菌が検出されたものの、「無償回収証」を提示した保健当局の衛生点検では菌が検出されていないことが分かっている。
この告白に対し、マクドナルド側は「一方的な主張であり、売り場では決してありえない明白な犯罪行為」と主張、「同様の行為があったとすれば、刑事告発措置を取る」という立場を明らかにした。
ネットユーザーからは「マック不買運動をしなきゃだね」「ここまできたらマクドナルドは政府レベルで撤収させないと」「米国本社が韓国支社を告訴して撤退させてほしい。マクドナルド以外にもハンバーガーを売るところは多い」といつも通りのマクドナルド批判が寄せられる中、「取り締まり過程にも問題がある。身分を明らかにして検査するせい」「情けない公務員。みんな知っててもだまされたふり」「消毒剤のことは取り締まり班も既知の事実。裏金があって、検査するやつは細菌が基準以下なら合格判定してる」など保健当局を非難する声も強まっている。
その他にも「私が働いてたカフェも点検時には消毒液をスプレーしてた」「マクドナルドだけじゃない。外の食べ物は作ってるところをみたら食べられなくなる」との暴露コメントや、「心置きなく食べられるものがない。まだ安全なのは家のご飯くらい」との嘆き節も見られた。(翻訳・編集/松村)
韓国では最近、マクドナルドで生焼けパティ入りのハンバーガーを食べて腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)にかかったという健康被害が相次いでおり、一連の「ハンバーガー病」問題が波紋を呼んでいる。
マクドナルドで数年間勤務しているという店長のAさんは「保健当局が衛生点検をする際には『回収用の氷』を提供する」と話す。つまり、「大腸菌をはじめとする食中毒菌が検出されないよう、点検者の目を盗んで食器洗浄に使う消毒剤を氷にスプレーして渡す」というのだ。韓国マクドナルド本社が「消毒された氷を提供するように」と衛生点検への対応指針メールを送ったり、店舗管理者らが確認したりする場合もあるという。
氷だけではない。ハンバーガーも消毒剤をスプレーして提供するそうだ。Aさんは「ハンバーガーにスプレーする場合は素早く行わなければならない。ハンバーガーの内側、パティ側にスプレーする」と述べ、「スプレーをかけ過ぎて、取り締まりチームに『どうしてこんなに湿っているのか』と聞かれたこともある」と答えた。
同様の対応は数カ所の店舗で慣行のように行われているそうで、Aさんは同僚の店長BさんとのSNSでのやり取りや、「たくさん(消毒剤を)スプレーしておく。そうすれば合格する。あの人たち(保健当局)が食べるわけじゃないから」というBさんとの通話内容も公開した。実際に、韓国消費者院が消費者を装ってハンバーガーを購入した際は食中毒菌が検出されたものの、「無償回収証」を提示した保健当局の衛生点検では菌が検出されていないことが分かっている。
この告白に対し、マクドナルド側は「一方的な主張であり、売り場では決してありえない明白な犯罪行為」と主張、「同様の行為があったとすれば、刑事告発措置を取る」という立場を明らかにした。
ネットユーザーからは「マック不買運動をしなきゃだね」「ここまできたらマクドナルドは政府レベルで撤収させないと」「米国本社が韓国支社を告訴して撤退させてほしい。マクドナルド以外にもハンバーガーを売るところは多い」といつも通りのマクドナルド批判が寄せられる中、「取り締まり過程にも問題がある。身分を明らかにして検査するせい」「情けない公務員。みんな知っててもだまされたふり」「消毒剤のことは取り締まり班も既知の事実。裏金があって、検査するやつは細菌が基準以下なら合格判定してる」など保健当局を非難する声も強まっている。
その他にも「私が働いてたカフェも点検時には消毒液をスプレーしてた」「マクドナルドだけじゃない。外の食べ物は作ってるところをみたら食べられなくなる」との暴露コメントや、「心置きなく食べられるものがない。まだ安全なのは家のご飯くらい」との嘆き節も見られた。(翻訳・編集/松村)
(朝鮮日報日本語版) 【社説】便器を磨いたスポンジでコップ洗う韓国の一流ホテル
2/6(火) 11:18
4日夜、総合編成チャンネル「TV朝鮮」の時事番組『CSI:消費者探査隊』で放映されたソウル市内の一流ホテルの清掃映像は衝撃的だった。番組スタッフが3ホテルの部屋に隠しカメラを設置し、掃除をどのようにするかを観察したところ、あるホテルでは清掃スタッフがスポンジで便器と浴槽を磨いた後、ゴム手袋もスポンジも取り換えずにコップを洗った。そして、宿泊客が使って浴室の床に落ちていたタオルを拾い上げてコップの水気をふき取った。次の宿泊客はこのコップに水を入れて飲んだことだろう。別のホテルでも同じようにトイレ掃除をしたスポンジでコップを洗っていた。宿泊客が使用した枕カバーは取り換えもしない。さらに別のホテルではスタッフがタオル1枚で洗面台・浴槽・便器・トイレの床を順に掃除した。それでもこのホテルでは便器を磨いたスポンジでコップを洗っていなかったので幸いだった。ソファやリモコンの衛生状態もゾッとするほどだった。番組スタッフがカメラを設置したホテルは3カ所ともこのありさまだった。
中国の一流ホテル3カ所で昨年末撮影された清掃の様子の動画が公開され、中国国内で大問題となった。便器を磨いたブラシでコップを洗ったり、バスタオルを便器の水でぬらして床を掃除したりしていた。そんなことは中国だけだと思っていたが、韓国も同じだった。これらの一流ホテルは1泊数十万ウォン(数万円)もする。見た目は大理石で覆われて豪華だし、高価な芸術作品をロビーに多数展示するなどしているが、その実、宿泊客が口にするコップを便器磨きのスポンジで洗っているとは。まるで韓国社会の内情を見ているかのようだ。
中国の一流ホテル3カ所で昨年末撮影された清掃の様子の動画が公開され、中国国内で大問題となった。便器を磨いたブラシでコップを洗ったり、バスタオルを便器の水でぬらして床を掃除したりしていた。そんなことは中国だけだと思っていたが、韓国も同じだった。これらの一流ホテルは1泊数十万ウォン(数万円)もする。見た目は大理石で覆われて豪華だし、高価な芸術作品をロビーに多数展示するなどしているが、その実、宿泊客が口にするコップを便器磨きのスポンジで洗っているとは。まるで韓国社会の内情を見ているかのようだ。