韓国のサイバーテロ 五輪選手への集団恫喝 他




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ショートトラック女子で韓国の選手が失格になったことに腹を立てたファンが、カナダの選手にネット上で激しい中傷→→→国際オリンピック委員会が「敬意」を呼びかける事態に

カナダのショートトラック選手に韓国国内から非難殺到、IOCは「敬意」求める

2018年2月15日 9:08 発信地:平昌/韓国

【2月15日 AFP】平昌冬季五輪のスピードスケート・ショートトラック女子で、韓国の選手が失格になったことに腹を立てた韓国のファンが、銅メダルを獲得したカナダの選手にインターネット上で激しい中傷を浴びせ、国際オリンピック委員会IOC)が選手への「敬意」を呼びかける事態になっている。
 13日に行われた女子500メートル決勝では、韓国の中でもメダルの有力候補だった崔珉禎(Choi Min-jeong、チェ・ミンジョン)とカナダのキム・ブタン(Kim Boutin)がレース途中に接触。僅差の2位でフィニッシュした崔珉禎は妨害行為でレース後に失格となり、ブタンが銅メダルを獲得した。
 ところが、失格になるべきなのはブタンの方だと考える韓国のファンが、選手のツイッターTwitter)アカウントに中傷のコメントを大量に書き込み、ブタンはその後アカウントを「鍵付き(非公開)」にせざるを得なかった。
 これを受けて、IOCは広報を通じて「選手とそのパフォーマンスに敬意を払い、彼らのこれまでの努力と五輪精神を支持することを、すべての人にはっきりお願いする。五輪は異なる国の選手が友愛の精神の下に競い合う場だ」と呼びかけた。
 カナダ代表は、この件をチームの警備スタッフとカナダの警察に報告したことを明かし、「代表選手全員の健康と安全、安心はわれわれの最優先事項。ゆえに、われわれはカナダスピードスケート連盟(SSC)と警備担当者、そしてカナダ警察と緊密に協力していく」と声明を発表している。(c)AFP



【社説】歪んだ愛国心…韓国の「国格」を落とすサイバーテロ

2018年02月15日07時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]


 13日の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)ショートトラック女子500メートル競技で崔ミン禎(チェ・ミンジョン)の失格により銅メダルを獲得したカナダのキム・ブタンに対する韓国ネットユーザーのサイバーテロは度が過ぎる。ツイッターとインスタグラムにハングルと英語で暴言や侮辱など数千件の悪質なコメントが書き込まれると、ブテンは非公開アカウントに変えた。カナダメディアは「韓国人が審判の代わりにブテンを批判した」と報道し、カナダオリンピック委員会と警察まで動き出した。

  カナダオリンピック委員会は声明を出し、「選手の健康と安全が何よりも重要であり、カナダスケート連盟とセキュリティー人員、カナダ警察と緊密に協力している」と明らかにした。カナダ放送CBCのトム・ハリントン記者も「カナダ警察と国際オリンピック委員会(IOC)がブテンが受けた殺害脅迫とオンライン攻撃を調べている」とし「平昌五輪の暗い面」とツイッターにコメントした。ブテンに加えられた韓国ネットユーザーのサイバーテロが国際的イシューになったのだ。

  4年前のソチ五輪当時も女子ショートトラックでパク・スンヒと衝突した英国のエリス・クリスティに対するサイバーテロがあった。クリスティは当時、「韓国人のコメントがあまりにも恐ろしくて眠れなかった。私を殺したいと思っていると感じた」と吐露した。パク・スンヒは今回の平昌五輪に参加するクリスティについて「良い人だ。今回は批判しないでほしい」と訴えたりもした。

  繰り返される非理性的・反人格的「サイバーテロ」は韓国のインターネット文化の悪習だ。人身攻撃と魔女狩りから歪んだ愛国心による悪質なコメント、そしてネット上でさらし者にまでする

  多くのネットユーザーはこれを批判して自制を要求している。一部の歪んだ愛国心が順調に始まった平昌五輪の熱気に冷や水を浴びることがあってはならない。
特に五輪開催国としてこうした行為は国の品格を落とすしかない。


【社説】平昌の汚点として残った「団体追い抜き」騒動

2/22(木) 中央日報

19日の平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)女子団体追い抜き準々決勝で韓国選手が見せた非正常的なプレーに対する批判が続いている。3人の選手が一つのチームとして決勝ラインを通過しなければいけない団体追い抜き競技で最後の選手だけが遅れるという場面を演出した。さらに先にゴールインしたキム・ボルム選手ら2人がインタビューで、遅れをとったノ・ソンヨン選手を叱責するような発言をした。ノ・ソンヨン選手に対するいじめだという批判まで出てきた。最高のチームワークを見せた韓国男子団体追い抜きチーム、金メダルを獲得した韓国女子ショートトラック3000メートルリレーチームのお互いを支え合う姿とは対照的だった。

事態は真実攻防にまで広がった。キム・ボルム選手とペク・チョルギ代表チーム監督が20日に記者会見を開いて競技について説明し、「競技の前日に一緒に作戦を決めた」と述べたが、ノ・ソンヨン選手は「初めて聞いた」と否認した。

まだ真偽は明らかでないが、今回の事態は予想された災難という指摘が多い。ノ・ソンヨン選手は当初、スケート連盟の手続きミスで平昌五輪の出場権を得られなかったが、後に救済措置が取られた。これに関連してノ・ソンヨン選手はインタビューで「団体追い抜きの練習をまともにできず、特定の選手たちが練習で優遇を受けた」と主張した。

スポーツ界では今回の事態の背景に、選手を前に出して相手陣営を傷つけようとするスケート連盟内の慢性的派閥争いが隠れていると指摘する。

スケート連盟では今回の平昌五輪を迎えていくつか問題が見られた。ショートトラックの沈錫希(シム・ソクヒ)選手に対するコーチの暴行事件があり、国家代表訓練団選抜規定に年齢制限条項を新設したが批判を受けて削除した。五輪のおかげで冬季スポーツの熱気が高まり、国民が応援している。スケート連盟がその熱気に自ら冷や水を浴びせてはいけない。指導者が若い選手たちにスポーツ精神ではなく派閥によるプレーを教えれば選手たちも被害者になる。
【関連記事】


<平昌五輪>「今大会で最も失望させる場面」…海外メディアが報じる韓国「団体追い抜き」

2/21(水) 10:42配信 中央日報
「チームメートをいじめる選手2人の国家代表資格を剥奪しろという請願が35万人」=英BBC

「エリートスポーツで弱者を苦しめる気分の悪い話」=カナダのグローブ・アンド・メール

2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で韓国スピードスケート女子団体追い抜きのチームワーク問題が世界的にひんしゅくを買っている。カナダのグローブ・アンド・メールは20日、「今回のオリンピックで最も失望させる場面」と題し、「エリートスポーツで弱者を苦しめる気分の悪い話がテレビで中継された」と報じた。続いて「すべての五輪には良い話があるものだが、失望させる話もある」と伝えた。

英BBCは「チームメートをいじめた韓国スピードスケート選手2人の国家代表資格を剥奪してほしいという韓国国民の請願が35万人を超えた」と報道した。

米紙USAトゥデイも「『いじめ説』が韓国女子団体追い抜きで浮上した」と報じた。また「文在寅ムン・ジェイン)大統領に2人の選手を処罰してほしいという請願が40万人を超えた」とし、請願の詳しい内容も伝えた。

19日に行われたスピードスケート女子団体追い抜きの準々決勝にはキム・ボルム(25、江原道庁)、パク・ジウ(19、韓国体育大)、ノ・ソンヨン(28、コルピングチーム)が出場した。競技ではノ・ソンヨンが終盤に2人の選手から大きく遅れ、準決勝進出はならなかった。団体追い抜き競技は最後にゴールした選手の記録がチーム記録となる。先頭でレースを引っ張りながらも遅れる選手が出ないように励まし合って進める一種の「チーム競技」だ。ノ・ソンヨンが競技終盤に大きく遅れてゴールインしたことで「チームワーク」を欠いているという評価が相次いだ。

競技後のインタビューでも先頭を走っていたキム・ボラムが「最後に(ノ・ソンヨン選手が)私たちと差が開き、残念な記録が出たようだ」と述べ、非難が殺到した。


【五輪】観衆に向かって土下座したキムボルム…
重い心で勝ち取った初のメダル

「いじめ走行」の議論の中、マススタート銀メダル

(江陵=連合ニュース)ゴミヒェ記者


スピードスケートキムボルム(江原道庁)は、今回の2018平昌冬季オリンピックで最も名前がたくさん上がって下りた選手の一人であった。

大会前にはマススタートの有力な初代チャンピオン候補としてイスンフン(大韓航空)と一緒に取り上げられていたが、大会中に決して歓迎されない理由で言及された。

女子チーム追い越し代表の「いじめ論議」からだった。

キムボルム、パクチオ(韓国体育大)、ノソンヨン(コルピンチーム)がチームを組んだ女子チーム追い越し代表は19日、準々決勝でレース終盤にノソンヨンが前二人の選手との間隔が大きく開き、準決勝進出に失敗した。

チームワークに失望した世論にキムボルムの試合後のインタビューが火をつけた。

「(ノソンヨンの)が遅れて少し私たちとのギャップが広がって記録が残念なことになった」というキムボルムのインタビューがノソンヨンに責任を転嫁するように映ったうえ、嘲笑するような態度まで問題になった。

キムボルムとパクチオの代表資格を剥奪するよう、大統領府請願に瞬く間に59万人以上が署名した。

論議が大きくなると、キムボルムは記者会見を開き、涙で謝罪したが、非難世論は簡単に沈まなかった。

このように激しい非難を予想していなかったキムボルムとしては、克服するのは容易でない状況だったが、キムボルムは涙の謝罪以降は言葉を惜しんで黙々とトレーニングに集中した。

議論に苦戦して行われたチーム追い越し7~8位戦では観客がノソンヨンのみに応援を送る場面が演出された。

この日マススタート決勝ではしかし、スタンドから「キムボルムファイティング」という叫びがよく出てきた。

「キムボルム応援」「キムボルム私たちがいるじゃない」と書かれたプラカードもスタンドに掲げられた。

観客の応援にも固い表情を緩めなかったキムボルムは銀メダルが確定すると、こらえていた涙を流し、氷に太極旗を広げたままスタンドに向かって土下座した。

これまでの心の借金を込めた礼であった。

・実力のある人が何故ああいうことをしたんだ。
チーム追い越しでも姉さんをよく助けてメダルを取ればよかったのに。
今からでもしっかりとした性格を身につけろ。
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・それでもノソンヨンに申し訳ないと心から言いなさい。
そして人間になるためにまともな性格をまずは形成しなさい。
率直に言って応援しなかった。
どうかまともな性格を備えることを願う。

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・日本人に負けた…
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平昌五輪「犬をより良く扱って!」 異例の訴え 銅メダルのオランダ選手

2/23(金) 産経新聞

21日行われた平昌五輪のスピードスケート男子団体追い抜きで、銅メダルを獲得したオランダのメンバーが試合後、記者会見場で犬肉を食す韓国の文化に異議を唱えた。犬肉問題をめぐっては、米CNNテレビなど欧米メディアがこぞって批判しているほか、カナダの女性スケート選手が五輪の合間をぬって犬を保護するなど、国際的に脚光を浴びている。

 韓国の英字紙「コリア・タイムズ」(電子版)によると、オランダのスケート選手、ヤン・ブロクハイゼン(28)は試合後の記者会見場で、「この国(韓国)では犬をより良く扱ってほしい」と強く訴えた。韓国紙、中央日報(電子版)によれば、通訳が当初、「犬を食用にしないでください」と誤訳したこともあって、発言が一段と注目された。

 コリア・タイムズ紙によると、ブロクハイゼンの発言後、韓国人のネットユーザーなどからは「人種差別だ」「他国の文化に無知」といった声が上がった。「国際オリンピック委員会(IOC)に報告すべきだ」との声も出たという。ブロクハイゼンは22日、自身のツイッターで「韓国人に謝罪したい。あなたたちや国(韓国)を侮辱する意図はなかった」と述べながらも、「私は動物の幸福を大事にしたい」と、改めて動物擁護の姿勢を打ち出した。

 母国オランダでは、平昌五輪を取材する記者が自国選手に対し「犬肉を使ったサンドイッチを贈る」などと、冗談ともつかぬ発言をするほどこの問題は注目の的だ。
CNNも犬肉を食すことについて「五輪の陰で暴虐的な」慣習だと報じている。一方、中央日報は、ブロクハイゼンら4人が五輪会場近くの祝勝会場で授与された記念品をファンに見せようとして投げた際、韓国人を負傷させたと報じた。

 ファンが記念品を互いに手渡しして見ることができるよう、投げたわけだったが、記念品が重く、2人が負傷したという。(五輪速報班)