日本人の遺伝子の特殊性
↓Y染色体ハプロタイプ(約40%)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA#Y.E6.9F.93...
↓2008年、住斉(すみ・ひとし)筑波大名誉教授による「縄文人特有mtDNA」と「弥生人特有mtDNA」による計算結果より
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/imgview/2009/05/24/a542e.jpg.html
(産経新聞より抜粋)
↓★★★「総合研究大学院大学のプレスリリース(2012年11月1日)」日本列島3人類集団の遺伝的近縁性より、まず最後の「図4a、図4b、図5」以外は全て「縄文的要素」だけについて述べられています。(以下のプレスリリースを開き、比較しながら以下の文を読んでみてください)
http://www.soken.ac.jp/news/5276/
「ミトコンドリアDNA(mtDNA)、Y染色体ハプロタイプ、HLA(人白血球型抗原)」の調査結果から、例えば「アイヌ」には「ニヴフ(Nivkh)」の系統が混じっていると、かなり以前から指摘されていました。
【アイヌ】Y染色体(C3)=12%、mtDNA(Y)=21%
【ニヴフ】Y染色体(C3)=43%、mtDNA(Y)=66%
単純計算で「*1÷2 ≒ 30%」となります。但し、「ニヴフ」は「アイヌ」との交流の他、別の民族とも交流があったと見られ、今の構成の「ニヴフ」ではなく、過去はこうであったろうと推定される「ニヴフ」との交流があったという事です。現在より「ニヴフ」の「C3/Y」が高かったと推定されるので、個人的には「20%以下」ではないかと見ています。これは、「プレスリリース」であらためて言われるまでもなく、以前から知られていた事です。
また、
【縄文系】Y染色体=DE系統D、mtDNA=M7a、M10等
【弥生系】Y染色体=NO系統O、mtDNA=Z、N9a等
であり、「本土日本人と沖縄県民」は「縄文」と「弥生」との混血、「縄文」の「DE系統D」は他の東アジア集団には、ほとんど見られないとも指摘されていました。しかし、これらは単なる「マーカ」を調査した結果であり、常染色体そのものを調査した結果ではありません。そこで、常染色体についても調査してみよう、「縄文的要素」という観点で、日本列島3集団、合わせて他の東アジア集団も調査してみようというのが、この「プレスリリース」の主旨です。
「図1a、図3a、図3b」については「横軸(PC1)」が「弥生的要素⇔縄文的要素」を示し、「縦軸(PC2)」が「弥生的及び縄文的要素と相関関係にない他要素」を示します。「図1a」の説明の中に、
・「横軸(PC1)は、左にゆくほどより縄文的要素を、右にゆくほどより弥生的要素を示していると解釈できる」
・「縦軸(PC2)は横軸で説明された分散以外」
とあります。つまり「横軸(PC1)」は、縄文と弥生との差異が分かる要素(主成分)について、分散の度合いが最大になるように「線形代数」を用いて示しているのです。だから「★縄文的要素がどれ位あるか(横軸(PC1))」と「★別の要素がどれ位あるか(縦軸(PC2))」しか分かりません。図3a、図3bは左右は逆ですが、同じ内容を表しています(但し縦軸(PC2)の距離を狭めて他の東アジア集団も図に入るようにしています)。
「図1a、図3a、図3b」は「弥生的要素」内での差異を示すような要素は全く入っていません。あっても縦軸で示されます。つまり韓国人から「縄文的要素」を除けば、中国人(CHB=北京)と同じクラスタにほぼ入ってしまい中国人と全く区別がつかなくなります。これは本土日本人から「縄文的要素」を除いても同じ結果となります。
韓国人の「縄文的要素」は「10%」もないでしょう。「Y染色体ハプロタイプ」からも「mtDNAのM7a」も今のところ「数%」しか検出されません。しかし、比率が少なくても縄文と弥生との差異が大きいので影響も大きいという事も考えられます。よって、
・「図1a、図3a、図3b」の「横軸(PC1)」が「弥生的要素⇔縄文的要素」を示している以上、韓国人にも僅かとはいえ「縄文的要素」が存在する事を示しています(縄文的要素としてのクラスタに含まれる)。
・韓国南部の一部地域は、その他の朝鮮半島とは異なったクラスタ構成を持っている。
・日本統治時代の痕跡(D1B、M7aなど)も見られる(同じような痕跡がミクロネシアでも見られる)。
「総合研究大学院大学のプレスリリース」の「図4a、図4b」は上記と異なり、「標準遺伝距離を東アジアの29人類集団間で計算し、それらに対して近隣結合法(塩基の置換数による測定)により系統樹を作成した結果」とあります。まず、弥生的系統内における違いは、縄文と弥生との差異と比べると段違いに小さいという事が前提となります。それだけ縄文は他とかけ離れた存在なのです。韓国人から「縄文的要素」を取り除いた「弥生的要素」と、日本人から「縄文的要素」を取り除いた「弥生的要素」が同じであれば、韓国人は「図4a、図4b」の日本列島クラスタの「枝」の途中(根元側に近い位置)に入りますが、入っていないので、韓国人と「弥生人」とは構成が異なる事を示します。韓国人の「縄文的要素」が日本列島クラスタの方向に引っ張っているにも関わらずです。沖縄県民(琉球民族)は「図5」からもわかる通り、弥生系は同じです。「縄文系+本土日本人=琉球民族」と示しているので、中国は(起源を主張するなどは)一言も言えないでしょう。
「弥生的要素」について、韓国人と日本人とで比較対象となる「Y染色体ハプロタイプ」は(C3はここでは除かれます)
・O2B系(O2B*とO2B1)
・03
の2つとなりますが、O2B*とO2B1は同じO2B系であり差異も少ないと考えられるため除外します。そうすると残るのは中国人の「主系統」でもある「O3」です。「O3」は「他O系」と比較しても20000~25000年(ISOGGによる)の隔たりがあり、「他O系」との差異もそれなりに存在すると考えられます。「O3」の比率を調べると、
・中国人:55~66%
・韓国人:45~50%(←「O3」は韓国人の主系統でもある)
・本土日本人:10~16%
となります。一概に上記の比率通りとは限りませんが、今の韓国人の約半分(混血)近くが「中国人の主系統」、これは、朝鮮民族が強く漢民族などの影響(混血)を受けている事を示しており、またこれは「HLA(人白血球型抗原)」による調査結果「朝鮮民族は満州族や中国東北部の漢民族と近い」とも一致します。しかし、韓国南部の一部地域は除外されるかもしれません。
「総合研究大学院大学のプレスリリース」からまとめると、
・「ミトコンドリアDNA、Y染色体ハプロタイプ、HLA」調査結果が「常染色体」にもあてはまる(そのままの値とは限りません)。
・日本人は他の東アジア集団には見られない「縄文的要素の特異性」があらためて確認された(Y染色体ハプロタイプD1Bの事が該当します)。
・「図1a、図3a、図3b」の「横軸(PC1)」が「弥生的要素⇔縄文的要素」を示している以上、韓国人にも僅かとはいえ「縄文的要素」が存在する。
・「図4a、図4b」で韓国人が日本列島クラスタの「枝」から外れていることは、日本人の弥生的要素と韓国人の弥生的要素に違いが存在する事を示す。
【日本3民族 遺伝子上(Y染色体ハプロタイプ)】
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【 本土日本人 (%は混血比率)】
・DE系統D亜型D1B1/D1B2(約40% YAPあり)
・NO系統O亜型O2B1(約20~30%)
・NO系統O亜型O3(約10~16%)
縄文人:D1B1/D1B2
弥生人:O2B1(O3も含む可能性あり)
その他として数%「C1(日本固有)」「N」「C3」「O2B*」検出。
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【 沖縄県民(琉球民族)(%は混血比率)】
・DE系統D亜型D1B1/D1B2(約50~60% YAPあり)←本土日本人より高い
・NO系統O亜型O2B1(約20%)
・NO系統O亜型O3(約20%)
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【 アイヌ民族 (%は混血比率)】←NO系統無し
・DE系統D亜型D1B*(約80% YAPあり)←極めて高い
・DE系統D亜型D1B1(約6% YAPあり)
・CF系統C亜型C3(約10~15%)←【注】
【注】オホーツク沿岸民族と推定される系統
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「本土日本人、沖縄県民(琉球民族)」 と 「中国人(漢民族)、韓国人(韓民族)」とはかなり異なります。
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【 中国人(漢民族 %は混血比率)】←DE系統なし
・CF系統C亜型C3 (約 8%)
・NO系統O亜型O1A(約10%)
・NO系統O亜型O2*(約10%)
・NO系統O亜型O2A(約 5%)
・NO系統O亜型O3 (約54%)←中国人(漢民族)の主系統
地方差あり
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【 朝鮮人(韓民族 %は混血比率)】←DE系統なし
・NO系統O亜型O2B*(約30%)
・NO系統O亜型O3(約45%)←中国人(漢民族)の系統
・CF系統C亜型C3(約12%)
その他として、数%「D1A」「O1A」「N」「K」「D1B」「O2B1」が検出。
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米国は移民者の社会だ。
特にニューヨークは多様な人種が共生しているため「メルティングポット」(溶鉱炉)と表現されたりもする。
韓国人のように単一民族と考えて暮らす人々の立場では理解しがたいほどのプライドと偏見を持つ米国人が意外に多い。
こうした中で人々は自分の先祖がどの国から来て、自分のルーツがどこかについて常に関心を持っている。
こうした需要を狙って現在、米国では23andMe、マイヘリテージ、アンセストリーなどDNAを検査する35社が血縁関係を確認したり特に病気になる可能性などに関する情報を提供して盛業中だ。
さらにはソーシャルネットワークサービス(SNS)を通じて遺伝子構成が似た人を見つけるビジネスモデルもある。
「血は水より濃い」という真理をビジネスに直接代入したのだ。
先祖探しのDNAテストが米国内で人気を呼ぶ秘訣は人々の「ルーツ探し」欲求と関連している。
一方では人種と国に対する漠然とした偏見を正すのに寄与したりもする。
ユーチューブにある広報映像も「開かれた世界は開かれた心から始まる」という言葉で終わる。
実際に一度やってみることにした。
韓国生まれの韓国人だが、DNA検査の結果が韓国人としてそのまま出てくるのか、それとも日本や中国の遺伝子が混ざって出てくるのか、または地理の時間に習ったようにアジアからアラスカを通じてアメリカ大陸に移住したインディアン原住民と共通の遺伝子を持っているのか、いくつかの点が気になった。
最も知名度が高い23andMeとマイヘリテージを選択した。
複数の会社でDNA検査を受けてこそ、後に結果を対照できるという判断からだ。
まず会社のインターネットサイトに加入し、費用を支払った後、キットを注文した。
人間の染色体数23本と「自分(Me)」を組み合わせた23andMeにはルーツ探しサービスと病気遺伝子サービスを共に申請し、160ドル(18万ウォン)を支払った。マイヘリテージにはルーツ探しサービスだけをチェックして70ドル(約7500円)を支払った。イスラエルに本社があるマイヘリテージはやや低い料金を設定し、DNA検査業界で最も多くの顧客を確保している。
23andMeはグーグルの関連会社だ。
テストキットは注文してから1週間以内に到着した。
マイヘリテージは綿棒で口内の口腔細胞を採取する方式であり、23andMeは唾液(2ミリリットル)に含まれた細胞の中のDNAを検査する。
記者のDNAが入ったサンプルは郵便を通じて2社の研究所に配送された。
23andMeはノースカロライナ州バーリントンで、マイヘリテージはテキサス州ヒューストンでそれぞれ検査が行われる。
DNAはA(アデニン)・T(チミン)・G(グアニン)・C(シトシン)の4種類の塩基がどんな順序で配列しているかによってそれぞれの遺伝子情報が保存される。
ヒューマンゲノムプロジェクトが初めて完成した2003年当時、30億個の塩基配列をすべて把握するのに10年の歳月と30億ドル(約3200億円)の費用が必要だった。
しかし今では高速分析機器が登場し、100ドル以内の費用と一日という時間で可能になった。
両社はサンプルで確認された遺伝子と各民族に見られる特別な遺伝子を比較分析してルーツ探しを始める。
各地域別にヒューマンゲノムプロジェクトに参加した人々の数が増え、民族を区分する比較基準はよりいっそう正確になる傾向だ。
6週後、マイヘリテージが先に検査結果を電子メールで送ってきた。
意外な結果だった。
記者のDNA分析結果は日本人45.1%、モンゴル人31.1%、中国・ベトナム人22.8%、アメリカインディアン1%の順だった。
韓国人はなかった。
マイヘリテージを相手に取材した結果、ルーツ探しのカテゴリーに「韓国人」という項目がないということを知った。
日本人と遺伝的にほとんど似ているため区分する必要がないという説明を受けた。
マイヘリテージではすべての韓国人が日本人に通じるという意味だ。
不満を強く提起したが、マイヘリテージから「申し訳ない」「修正する」という答弁は聞けなかった。
そして2週後、23andMeの検査結果が到着した。
「韓国人」90.3%という部分がすぐに目に入った。
残りは日本人8.8%、中国人0.6%、東アジア人0.3%、アメリカインディアン0.1%の順だった。
記者のDNAに関する2社の検査でともにアメリカインディアンの遺伝子が少しずつ出てきたというのは、東アジア人がアメリカ大陸に渡ったという事実を直接確認できるという意味がある。
韓国人もアメリカ大陸にわずかに「遺伝的の持ち分」があることを見せる事例だ。
最近、米国ではこうしたDNA検査を通じて、がんや特定の病気が発生するリスクをチェックして予防する手段としてよく活用されている。
23andMeの場合、遺伝子検査を通じて乳がん、卵巣がん、前立腺がん遺伝子の存在を知るキットを医師の処方なしに消費者が購入できるよう米食品医薬品局(FDA)の許可を受けた状態だ。
DNAリンクのイ・ファンソク博士は「米国の場合、顧客が直接遺伝子検査を依頼できる項目を昨年から大幅に増やし始めた」とし「不必要な規制を市場に合わせて緩和してこそバイオ強国に生まれ変わることができるだろう」と述べた。
占いレベルのいい加減な分類だなぁ。
ネイティブアメリカンって古モンゴロイドじゃなかったっけ。
>ヒューマンゲノムプロジェクトが初めて完成した2003年当時、30億個の塩基配列をすべて把握するのに10年の歳月と30億ドル(約3200億円)の費用が必要だった。
>しかし今では高速分析機器が登場し、100ドル以内の費用と一日という時間で可能になった。
この一節で記者の無知が良く判った、韓コメも誰も指摘していないけど。
遺伝子分析と塩基配列は別物だから、身近な事例で言うなら遺伝子バーコード。
韓国人と日本人は違う民族なのに、遺伝的に同じ?
遺伝的には明らかに違う部分があることが知られている…
なぜ似通るかって、近親交配の結果だし、試腹が事実であることの裏付けだし、
試腹とは『朝鮮では女は子供を産む道具であったことから、子供を産める完成した女であることを証明する必要があった。そのため、親兄弟が女と交配し、妊娠してから嫁入りさせた。ちなみに生まれた子供は夫となる男とは無関係であったことから奴隷になった。』
貴様らは百済や新羅の血は全く引いておるまいが!
何故なら、シベリアのエヴェンギ族の一派が百済や新羅の人々を滅ぼして作った国が高麗だからな。
ちなみに、全羅道は高麗に最後まで抵抗した後百済があった場所なんだよ、故に高麗以降の王朝は全羅道の人々を激しく差別して弾圧して百済や新羅の末裔を絶滅させたんだよ!
引用ソース
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=104&oid=025&aid=0002805690
*1:12÷43×100)+(21÷66×100