東アジア事情

韓国が箸の起源を主張!日本のネットユーザーから「中国起源だ」とツッコミ=「鋭すぎる!」「日本と韓国の違いは…」―中国ネット

配信日時:2015年1月25日(日) 6時20分

2015年1月23日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で、箸をめぐる中韓の争いについての日本のネットユーザーの反応が紹介された。

22日、鳳凰網は中国上海市の上海箸文化促進会が、箸文化を同市の無形文化遺産に登録するよう申請する計画だと報じた。この動きは、韓国で「箸は韓国人の発明である」との声が挙がっていることを受けてのものだという。

すると、この問題について日本のネットユーザーからは「韓国は箸じゃなくてスプーンだろう」「箸は商の時代からあるだろ」「起源よりもどれだけ発展させたかに価値がある」「韓国はずっと中国の属国だったのだから、韓国起源のものなどあるはずがない」「日本人は箸は中国起源だと思っている」「頑張れ中国!」など、中国を支持する声が多くあがったという。

これを受け、中国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられた。その中から一部を紹介する。

「素晴らしい」

「ダメだ。日本のネットユーザーのツッコミが鋭すぎる」

「どっちも嫌いだが、敵の敵は友だ」

「中国を最も理解している国は日本だったのか」

日中韓3カ国は不思議だ。日中友好は韓国の愚かさに、中韓友好は日本の歴史に、日韓友好は中国の脅威にかかっている」

「日韓は共に中国をまねたが、日本はそれをさらに良いものに昇華させた上、中国が発祥だと認めているのに対し、韓国はいっそうひどいものにした上に自分たちが起源だと言い張る。日本人は本当にわれわれを理解していて恐ろしくなるほどだ」

「日本人は箸がどの時代に使われ始めたのかも知ってるのか。うちの学校の歴史の先生は知ってるかな?」

「そう来るなら仕方ない。私たちは歴史的な属国として『韓国』を世界遺産に申請しよう」(翻訳・編集/北田






花見どころではなく東海岸に逃げ出す韓国人
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アン・ヨンヒ 2018/04/03 06:00

春うらら、花見の季節である。でも、韓国は春になっても花見どころか中国側から吹いてくる黄砂によって「PM2.5(微小粒子状物質)アラート」に恐れおののいている。
 韓国で黄砂問題は深刻だ。黄砂は大気中に浮揚しながら様々な有害物質と結合し、体に蓄積されたり、慢性肺炎のような感染性疾患を起こす場合もある。
 さらに、狭心症、脳卒中などの心血管疾患を起こし、がんの発症率も高めることとなる。

外出を避け、保護メガネ・マスクの着用を
 そういった深刻な疾病ではなくても、アレルギー性結膜炎になったり、アレルギー性鼻炎、中耳炎、脱毛、呼吸器疾患などになる危険性が高くなる。
 こうしたことから、災難から韓国人を守るために作られた「国民災難安全ポータルサイト」には、黄砂(PM2.5)に対する災難行動要領として下記のように書かれている。
 家庭内においては、
1.窓を閉め空気清浄機や加湿器で室内の空気をきれいにする。
2.外出はきるだけ控え、外出する際は、保護メガネ、マスク、長そでを着用する。
3.黄砂にさらされた野菜、果物、魚、農産物は、十分洗浄してから調理する。
4.2次汚染を防ぐため食品加工や調理の際、手をきれいに洗い、調理道具や器具が汚染しないように管理して周辺環境を清潔にする。
 また、自治体レベルでは、大気汚染測定網の拡充、ディーゼル車削減、車両2部制運行、エコカーの拡大、事業場においてのフライアッシュ(石炭を燃やした時に生じる灰)防止などを実践している。
 しかし、効果はあまりない。加えて、京畿道(首都圏)内のPM2.5測定所はあまり人が住んでいない場所に設置され、そもそも役に立っていない。
 こうなると、個人レベルで自分の身は自分で守ろうという意識が芽生え、黄砂用マスクや空気清浄機は韓国人の必須ツールとなっている。

マスクでは足らず防塵マスクを着用する人も
 ネット通販の大手「Gマーケット」の3月23~25日のマスクの売り上げは前月同期比1117%と急増、同期間空気清浄機の売り上げも882%増となった。
 空気清浄機は100万ウォン(約10万円)を超える高価な家電のため、空気清浄機を手作りする人たちも増えている。ユーチューブで検索すると、扇風機やフィルターなどを利用した空気清浄の作り方を紹介する動画がいくつもある。
 マスクは、保健用マスクでKF確認(PM2.5遮断の効果確認)、医療や食品加工現場で使われるマスクではKF80、94、99(数字はPM2.5遮断率)が推奨されている。
 しかし、それでは飽き足らずSNSではペットのトリマーや彫刻家たちが使っている防じんマスクを使用し、それが一種のファッションになりつつある。
 空気清浄機やマスクは確かにPM2.5防止に役に立ちそうだが、あまり信憑性のない話も広く伝わっている。食品にこの手の話が多い。
 例えば、韓国人が大好きな「サムギョプサル」を食べるとその脂が気管支の埃を洗い流してくれるという。しかし、実際には科学的に全く根拠がない。
 一方、セリ、海藻類、サバ、梨、にんにく、ミカンは効果があるとされている。セリは血液を浄化し、PM2.5による炎症を鎮める効果があり、海藻類はカリウム成分が豊富でデトックス効果がある。
 オメガ3脂肪酸の豊富なサバは呼吸困難などを改善し、にんにくに含まれるアリシンとビタミンB1は、気管支の炎症に効く。

恨みは中国に向かう
 ミカンは咳をしずめPM2.5の中の細菌の活動を抑える。水をたくさん飲んで体外に有害物質を排出することも大事だという。
 だが、サバを食べるために室内で焼くと、PM2.5が増えるという研究結果もあるため、家では焼かない方がいいようだ。
 さらに、黄砂に対する恨みは中国へ向けられている。
 SNSでは、中国が北京の空気をきれいにするために工場を山東半島に移していて、PM2.5をわざと韓国側に流しているという話がまことしやかにささやかれている。
 そこで、青瓦台(大統領府)のホームページには、PM2.5の主犯である中国に対して抗議し、山東半島に位置している工場を閉鎖してほしいという要請が20万件以上に達している。
 このことを気にしてか、文在寅大統領は3月30日、青瓦台で楊潔篪(ヤン・チエチー)中国外交担当政治局委員を接見し、「韓国のPM2.5が国内的な要因もあるけれど、中国の要因もあるだけに韓中間で緊密な協力を願う声が韓国の国民の中で上がっている」と強調した。
 韓中は、今年の6月中国北京で韓中環境協力センターを設立し、両国のPM2.5が韓国や北東亜に及ぼす影響を共同研究する計画だという。
 ちなみに「韓中環境協力センター」は、昨年12月韓中首脳会談で議論されたが、設置のための協議は全く進んでいなかった。
 国レベルでどんな議論が交わされるにしても、すでに韓国民は我慢の限界に達してしまっている。
 少しでも空気のきれいな中国側から離れている東海岸(例えば、平昌五輪が開催されたカンヌン(江陵)など)に引っ越しを考えたり、せめて週末はそこで過ごそうとする人たちが急速に増えつつある。





キムチ、生マッコリが中国に輸出できない理由=衛生基準の緩和を要請―韓国紙

配信日時:2012年4月19日(木) 20時6分

2012年4月18日、韓国紙・東亜日報によると、韓国・農林水産食品部が韓国産キムチ、生マッコリ、4年物高麗人参の衛生基準策定を中国に要請した。環球時報が伝えた。

15日、韓国・済州島で開催された日中韓農相会合の席上、徐圭竜・農林水産食品部長官は中国に衛生基準策定を申し入れた。「キムチの宗主国」韓国だが、中国市場では苦戦している。2011年の中国向け輸出は61トンにとどまった。一方、中国産キムチは23万トンが韓国に輸出されている。

輸出が困難な理由は、キムチに泡菜(中国の漬物)の衛生基準が適用されていること。「大腸菌群は100グラム当たり30個以下」と定められ、乳酸菌を含むキムチは規定を満たすことができない。

生マッコリも同様で、「1ミリリットル当たり大腸菌群50個以下」という黄酒(紹興酒など中国の醸造酒)の基準が適用されてしまう。韓国側は韓国産食品に適合した新たな衛生基準策定を求めている。(翻訳・編集/KT)

精神日本人問題、国防当局まで批判する事態に―中国メディア

配信日時:2018年3月30日(金) 15時40分

2018年3月29日、中国新聞網によると、中国国防部の任国強(レン・グオチアン)報道官は同日の定例記者会見で、中国で増加しているとされる「精神日本人(精日)」について「歴史に無知な目立ちたがりの行動だ。新時代の国防教育を強化しなければならない」と述べた。

任氏は会見で「中華民族は元から愛国心を備えており、長きにわたって軍を愛してきた。軍に参加して国に貢献するのは国民の一般的な考え方だ。しかし、中には歴史に無知な目立ちたがりもいる。新時代の国防教育を強化し、英雄をあがめ、軍を愛する雰囲気を社会に育てなければならない」と語った。

精日とは「自分は中国人ではあるが、精神的には日本人だ」と考える人々を指す。ネットを中心に使われ、水面下で増えているとみられる。中国では最近、南京大虐殺の現場で武士のような格好をしたり、日中戦争の戦場跡で旧日本軍の軍服に似た服を着て撮った写真をネットにアップするなど、「精日」とみられる人々の行動が波紋を呼んでいた。(翻訳・編集/大宮)

韓国に今「日流ブーム」が巻き起こっている理由=韓国ネット「韓国人は世界一日本を愛している」「韓国らしさが失われていく」

配信日時:2018年4月3日(火) 9時20分

2018年4月2日、韓国・中央日報は「韓国で最近“日流”ブームが巻き起こっている」とし、その特徴について「大衆性・多様性がある」と分析した。日本文化を楽しむ人が増え、その対象も以前より多様化し、大衆的になってきているという。

記事によると、ソウル延南洞の繁華街では日本食を提供する店が急増している。ある通りは約20の建物のうち半分以上が日本関連の店だという。日本から靴や衣料を直輸入して販売するショップ「ギョサンパール」の代表は「40〜50代の客が多い」とし、「最近は日本と外交的に問題があるが、生活用品や雑貨の購入においては日本製に嫌悪感を示す人はいない」と述べているそうだ。

さらに記事は「かつての『日本食は高い』というイメージもなくなってきている」とし、「若者が多く集まるソウル都心には日本伝統の寿司だけでなく、居酒屋、日本の家庭料理屋、うどんやカレーの専門店など多様な日本料理店が競うように並んでいる」と説明。ソウル江南駅周辺の20代が多く集まる場所では1人前1000円ほどのカジュアルな日本料理店が人気を集めており、日本の家庭料理を提供する店「トッキジョン(うさぎ亭)」は午後5時になると長い行列ができるとのこと。江南駅周辺で不動産仲介事務所を営むAさんは「江南駅周辺の飲食店は高い賃料を払えずわずか数カ月で廃業するケースも多いが、日本料理店だけは繁盛している」と話したという。

また記事は「ロッテカードの取引データや関税庁の貿易統計データを見ても“日本消費ブーム”が確認できる」と伝えている。ロッテカードの日本式に分類される店はここ5年で40%増加。日本のビールと日本酒の輸入量も2008年から昨年はそれぞれ約10倍、2.6倍に増加したとのこと。ネット上にも日本関連のブログや掲示板があふれ、そのテーマも留学、旅行、文化紹介、日本製品の購入代行、音楽、ファンション、プロ野球、登山、食器など多種多様に渡っているそうで、韓国最大のポータルサイト「ネイバー」のブログチーム長は「ここ5年間、日本関連のコンテンツは毎年30万件以上ずつ増えている」と話したという。

日韓の政治・外交関係が冷え込んでいるにもかかわらず韓国社会に「日流ブーム」が巻き起こっている理由について、記事は「円安の影響で日本に接する機会が増えた」と分析。また「日本社会に韓流が本格的に進出したことで、日本文化に対する好奇心も強まった」とも伝えている。文化評論家のハ・チェグンさんは「日本文化には底力があり、いまだに韓国が追いかけ続けている状態であるため、日本文化の消費は今後も増える可能性が高い」とし、「最近の若者たちは個性やささいな日常を重視し始め、感性への関心が高まっているため、そういうものを満たしてくれる日本のコンテンツが新たに注目されている」と説明したという。

これについて、韓国のネットユーザーからは「隠しているけど、韓国人は世界で一番日本を愛している」「日本に関心を持つ人は本当に多い」「日本の文化は静かでシンプルでナチュラル。食べ物は衛生的。映画も最高だ」「文化、経済、市民の成熟度など全ての面で日本の方が優れている」「日本の永住権を取得することが今の夢」「過去は気にしない。日本製品が好き!」などの声が上がり、「日流ブーム」が起きていることをうかがわせる。

一方で「韓国が歴史問題でいまだに日本から心からの謝罪を受けられていない理由が分かる現実」「どんどん韓国らしさが失われていく」「口は反日なのに行動は親日。いっそ独島(日本名:竹島)もあげちゃえば?」「日本のものを売るのはいいけど、看板まで日本語にするのはやめてほしい」などと懸念する声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本

反日と物議の韓国映画「軍艦島」公開、大き過ぎた期待に反し評判は散々?=「これじゃ日本人は反省どころか鼻で笑うよ」の声も

配信日時:2017年7月27日(木) 19時10分

2017年7月26日、第2次大戦中に長崎・端島(軍艦島)に徴用された朝鮮半島出身者らの決死の脱出劇を描いた韓国映画「軍艦島」が韓国で公開された。監督は「ベテラン」などのヒット作で知られるリュ・スンワン、そこにファン・ジョンミン、ソ・ジソプ、ソン・ジュンギらスター級のキャストをそろえ、「韓国映画界で今年最大の期待作」(朝鮮日報)とされた作品。その反日的な内容でも注目を集めていたが、実際に観賞した一般の韓国の人たちの反応はどんなものだろうか。韓国のポータルサイトの映画コーナーやネット掲示板を見てみた。

ポータルサイト「ネイバー」映画コーナーのユーザー評価を引用した朝鮮日報は、「公開前日のチケット予約率が70%に達し」ていたほどの期待に反し、低い評価が出たと伝えている。確かに、同コーナーで「公開前」に8.52点(10点満点、3406人参加)に達した評価点が、公開翌日の27日昼には5.47点(同1万6640人)に大きく下がった。このうち実際に観賞した480人だけの採点では7.78点に上がるものの、レビューコメントでは低評価をつけたものが多くの共感を集めている。

 例えば「ものすごく期待してたんだけど…いい俳優たちがそれぞればらばらにやってる感じ。それに、無理やりの感動シーンに涙も出ないようなストーリー展開だった」「悪評を書く覚悟で見たけど、悪くはなかった。無理やり泣かせる話だね。考証についてはノーコメント」「映画中にあくびが出てトイレにまで行ったのは初めて。ストーリー展開が本当に残念」など、「お涙頂戴」の度が過ぎるといった感想が目立つ。また、「思ってたほどじゃなかった。期待せずに見ればよかった」「大感動はなかった。前評判の割にがっかり」など期待が大き過ぎたとする声も多い。

未観賞の人たちのレビューコメントはより厳しく、こちらは予告編や前評判などから「見ない理由」を主張する意見に多くの共感が集まっている。うち「ベストコメント」は、「なぜ韓国は実話を基にした映画をこんなふうに作ってしまうのか?映画で日帝の蛮行を広めたいなら、事実に立脚したものを作るべき。お涙頂戴にいいかげんなストーリー、話にまったく関係のないろうそくシーン(島脱出を前に朝鮮人らがろうそくを手に持つ場面)とか、本当にがっかりだ」というもの。

以下、「こんな映画なら作らない方がまし。これじゃ日本人は反省するどころか鼻で笑うよ」「僕も日本は嫌いだが、映画で歴史を学ぶなんて動物みたいなまねはやめてほしい」「日本の歴史歪曲(わいきょく)は駄目だが、韓国はやってもいいってことか?」など、事実に即していない内容に疑問を投げ掛けるコメントが並ぶ。

ここで挙げられた「ろうそくシーン」のほか、軍国主義の象徴とされる旭日旗を切り裂くシーンなどはネット掲示板でも物議を醸しており、「こんなシーンをあえて入れなくても、日本がどれだけ恐ろしい蛮行をしでかしたか知らしめることはできる。作品はあまりに作為的で、予告編だけで拒否感を覚えた」との投稿があった。

一方で、観賞して10点満点をつけた人たちの感想では、「知らなかった歴史的事実を映画で見ることができてよかった。最初から最後まで緊張感を持って面白く見た」といったものや、「ソン・ジュンギがよかった。お疲れさま」など、俳優への応援コメントが目立っている。(編集/吉金

日本企業はなぜベトナムでこんなにも歓迎されているのか、ライバルは韓国―中国紙

配信日時:2018年3月29日(木) 6時20分

2018年3月28日、中国紙・環球時報は「日本企業はなぜベトナムでこんなにも歓迎されているのか」とする記事を掲載した。

記事はまず「ベトナムの路上で目にする小型自動車の多くがホンダであり、トラックの多くはスズキやいすゞだ。イオンが資本提携するスーパーのフィビマートが街の至る所にあり、地元店舗のオーナーたちは日本製の電子製品や玩具を勧めてくる」とし、ベトナムにおける日本企業の影響力の大きさを紹介した。

ベトナム計画投資省によると、17年の日本の直接投資額は91億1100万ドル(約9610億円)で、外国からの直接投資額の25.4%を占め、国・地域別で韓国を抜いてトップに返り咲いた。金額ベースだけではなく、17年の日本の投資プロジェクト件数は前年比23%増の1025件に上るという。

その上で記事は、「日本企業がベトナムに大きく投資する分野には、インフラ整備、商業小売、食糧などがある」と指摘。イオンモールのハノイ1号店が15年に開業し、今月3月にはハノイ2号店の起工式が行われたこと、市内最高ランクの外資系商業施設であるロッテのライバルとして、イオンの影響力が上昇していることを紹介した。

また、約2500社といわれる在越日系企業の85%超が黒字経営であり、その割合は数年前の55〜60%から上昇していることも紹介した。

記事によると、ベトナムで日越関係の研究に従事していたこともある中国の政府系シンクタンク、中国社会科学院日本研究所の副研究員、盧昊(ルー・ハオ)氏は、日本企業がベトナムで歓迎される理由について「長期にわたる公的援助の『先行投資』と大きな関係がある」とし、「日本はベトナム向けの最大の政府開発援助(ODA)提供国であり、ODAを融資保証として日本政府は、高速道路や都市鉄道、鉄道駅などを含むベトナムのインフラ建設を積極的に支援し『高品質』を看板化している」と指摘している。

盧氏と交流のある国際協力銀行の関係者は「ベトナムで、日本のライバルとなるのは韓国やシンガポールだ。だが自動車や電子など高付加価値製造業での日本企業のシェアは比較的安定し、確かな評判を確立している」と話しているという。

記事はそうした状況を紹介した上で「もちろんベトナムへの日本の投資に論争がないわけではない」と指摘。14年に日本からのODAで建設工事が進められていたハノイ市都市鉄道建設プロジェクトで汚職事件が発覚したことを伝えている。(翻訳・編集/柳川)


ベトナムに進出した韓国企業で給与未払い、代表者の夜逃げなど相次ぐ―中国メディア

配信日時:2018年2月13日(火) 6時30分

2018年2月11日、中国メディアの環球網は、ベトナムに進出した韓国企業で従業員への給与未払いや代表者の夜逃げなどが相次いでいると伝えている。

記事が韓国・聯合ニュースの報道として伝えたところによると、ベトナムで「テト」と呼ばれる最大の祝日である旧正月を控え、ベトナムのドンナイ省に進出した韓国企業の代表者や韓国人社員らが8日、従業員への給与未払いのままベトナムを離れたという。

同省政府によると、従業員の1月分の給与6億6000万ウォン(約6000万円)と社会保険料8億4000万ウォン(約8400万円)を滞納しているという。

あるベトナム人従業員は「経営者は1月の給与をテト前に支払うとしていた。だが韓国に帰ってしまったようだ」と話している。地元政府と警察は今回の事件について調査を開始した。

ベトナムに進出した韓国企業では同様の問題が相次いでいる。先月には、韓国の石油企業の代表者が夜逃げし、従業員600人余りがストライキする騒ぎがあった。別の韓国の衣類メーカー工場でも、従業員が残業手当の支給などを求めてストライキをしている。

現地の韓国企業の関係者は「給与未払いや夜逃げのような問題が頻発した場合、ベトナム政府の管理監督が強化され、韓国企業の境遇はますます難しくなる」と話している。(翻訳・編集/柳川)


韓国のしゅうとめがベトナム人嫁を相手に詐欺!?ドキュメンタリーで明かされネットで批判噴出=「番組を見て耳を疑った」

配信日時:2017年11月23日(木) 12時0分

2017年11月20日、韓国日報によると、国際結婚家庭について扱った韓国の教育テレビEBSのドキュメンタリー番組「多文化嫁しゅうとめ熱戦」に、「時代を反映していない」など批判が集中している。

問題になっているのは、16日に放送された「嫁の結婚条件のせいでつらいしゅうとめ」と題する番組。18歳で韓国に嫁いできたベトナム人女性Aさん(21)と、しゅうとめのクァクさん(61)に関する内容だ。

結婚前、韓国人男性イさん(38)は、自分を好いてくれないAさんに対し、自分と結婚してくれればAさんを大学に入れ、Aさんの実家の修理をし、Aさんの実家に毎月20万ウォン(約2万円)の仕送りをすると約束したという。Aさんはこの「結婚条件」を受け入れて韓国行きを決心したが、約束が守られることはなかった。最初の半年のみ実家に仕送りをしてくれたのがすべてだったという。

番組でAさんは「とても後悔している。親孝行な娘にならなければよかった。周りの友達のように大学に通っておいしいものを食べて…時間を巻き戻したい」と打ち明けたのだ。さらにAさんは「工場で働いてお金を稼ぎたい」と明らかにしたが、クァクさんが育児を理由に反対。稼ぎのない夫イさんも、母親のクァクさんに対し「自分の代わりにAさんの実家に仕送りをしてほしい」と頼んだが、家計が苦しいという理由で断られてしまった。番組はその後、嫁しゅうとめが対立解消に向けベトナムを訪れるも根本的な問題は解決されず、Aさんが韓国に戻ってアルバイトをする場面で終わっていた。

番組の視聴者掲示板やSNSでは「国際結婚をあまりにも軽く扱っている」と批判が噴出しているという。特に、嫁との約束を守るため「しゅうとめがつらい思いをしている」という、番組タイトルにも表れた視点が問題視されており、「幼い外国人女性たちを利用して結婚した例をうまく番組に編集した」「問題意識を持たずに、まるでこういう苦労が国際結婚家庭の通過儀礼のように描写した放送にあきれた」などの声が上がっている。

また番組では「結婚したら嫁ぎ先が自分の家になるのに、Aさんが実家のことばかり気にするから、クァクさんが心配だ」というナレーションもあったといい、「番組を見て自分の耳を疑った」という視聴者もいた。

さらに家計が苦しいはずのクァクさんが、最近400万ウォン(約40万円)もする家具を購入していたことも番組で明かされ、「金銭的余裕がありながらお金がないふりをしていい条件をちらつかせて結婚させ、しかも条件を守らないのは詐欺だ」とクァクさんへの厳しい声も飛んでいる。(翻訳・編集/松村)