並び屋時給1000円 中国人転売 日中の違い


並ぶだけで時給1000円超。中国人転売ヤーの正体とは?

日刊SPA!
2018/07/03 08:52

3月に立て続けに起きた事件や騒動のおかげで中国人転売ヤーが悪い意味で再び脚光を浴びている。しかし、当事者が真相を話すケースはほとんどなかった。週刊SPA!は彼らの直撃に成功した!
 低迷する日本経済の救世主として期待が寄せられた爆買い中国人だが、彼らの度が過ぎた行為が社会問題となっている。
 3月には渋谷にある人気ファッションブランド店・シュプリームの限定品販売に並んでいた男たちが、警備スタッフに対して集団で暴行する事件が発生。後に中国籍の学生ら6人が逮捕された。また同月、京都高島屋が販売した1体・12万円の限定人形100体が、中国人とみられる客1人に買い占められるという騒動が起き、なりふり構わぬ中国人転売ヤーに対して怒りの声が上がっている。
 一方で、彼らの実態については明らかにされていない点も多い。そこで今回、記者は中国人転売グループとの接触に試みた。

「明日午前、銀座のポーラに並び、こちらが指定する2品とも買ってくれれば4000円。内服液だけなら1本600円の報酬」
「銀座ブランド店。並んでいる間は時給1000円。その後、抽選に当たって商品を購入できれば1万円支払います」
「表参道。早朝6時集合。時給1200円。交通費支給。パスポート必須。詳細は応募者のみ」
 これらは、中国版LINEといわれる「微信(ウェイシン)」のあるグループチャットに投稿されたメッセージだ。いずれも、数量限定の商品を購入するために列に並ばせる、「並び屋」を募集している。
 このグループには340人もの参加者がおり、並び屋と転売グループをマッチングする場となっている。同グループの参加者の一人、陳さん(仮名・25歳)に話を聞くことができた。
「東京にある中国系企業で働いているのですが、土日にできる副業を探していたとき、グループの存在を聞いて参加した。これまでにシャネル、グッチ、ナイキの限定商品、スナイデル(女性服ブランド)や資生堂の福袋の行列に並んだことがある。基本は指示された場所に並び、自分の番が来て商品を購入したら終わり。支払いは、あらかじめ渡された現金やクレジットカードで行う場合と、転売グループの人が隣に来て払う場合とがある。2時間で終わるときもあれば6時間以上待つこともあり、時給は1000円くらい。限定品の場合、購入できたら5000円や1万円のボーナスがつくことが多く、その場で現金で受け取ります。同じ転売グループが20人くらいを並ばせていることもある」

◆転売グループ側の正体
 実際に行列に並ぶ中国人は、どんな人たちなのか。
「現場で知り合った人は、私のような会社員や留学生がほとんど。最近は入管の取り締まりも厳しく、中国人経営の中華料理店や中国スナックみたいなところも、前とは違ってアルバイトの在留資格をチェックするようになってきている。そんななか、語学レベルや在留資格を問われず、空いた時間でできて即金でもらえる並び屋のバイトは貴重な存在なのです」(陳さん)

 一方、彼らを動員する転売グループ側の正体はどうか。裏社会にも詳しい、東京・池袋にあるラウンジの中国人ママは話す。
「ウチのお客さんでも転売グループの関係者が来ますが、みんな羽振りがいい。きちんと法人登記している貿易会社が、業務の一環としてやっている場合もあれば、友人が集まってやっている場合もある。横流しの処方箋薬を売っていたり、日本人ホームレスを動員しているグループは、怒羅権など半グレやヤクザと組んでいる人もいます

※『週刊SPA!』7/3発売号「直撃![中国人転売ヤー]の正体」より



日本の建設工事は「スピードが遅い」と思っていた中国人、
完成後に「敬服せざるを得ない」と思った理由=中国
2018/07/03 14:12

中国の建設工事はスピードが非常に速い。建物でも道路でもあっという間に完成してしまう。工事の質に問題がないのかどうかは別として、スピードは間違いなく日本の工事より速いと言えるだろう。
 それゆえ中国人からすると、日本で行われている各種工事は「ずいぶん遅い」と感じられるようだが、完成後の出来栄えを見ると「感嘆せざるを得ない」気持ちになるという。中国メディアの捜狐は1日、日本国内のどこでも見られるような「道路補修」の工事現場の写真を掲載し、「日本の工事は進ちょくこそ遅いものの、完成後に驚かされる」と伝えている。
 記事は、中国の道路事情について「水が流れていくようにスムーズに車を走らせることができる道路もあれば、タイヤが騒音を上げるようなでこぼこ道も多い」と紹介。また、道路補修を行った場所は他の道路で平坦になっていなかったり、適当にアスファルトやコンクリートで穴を埋めたりしてヒビや割れが生じている場所が多く、中国ではこうした状況が普通だと論じた。
 一方、日本でももちろん道路補修は行われているが、中国とまったく違うのは「日本では補修後の道路が平坦になっていて、ヒビや割れも見られず、丁寧に仕事をしたことが一目でわかることだ」と強調。また、工事現場では作業員が一様に同じ作業着を着て、真剣に仕事をしていると紹介し、道路を掘るにしてもどれくらいの深さまで掘るのか、舗装するにしてもどれくらいの厚さでアスファルトを敷き詰めるのかなどがしっかりと決められているのだと紹介した。
 それゆえ、日本の工事は進ちょくこそ遅く感じられるが、出来栄えは中国のものと圧倒的に違うと伝え、道路補修であれば「日本では補修された箇所は『色』が違っているだけで、それ以外は他の道路とまったく違いがなく、当然歪みや傾き、凹凸もない」と指摘。それゆえ中国人は日本で工事完成後の出来栄えを見ると「敬服せざるを得ない気持ちになる」のだと伝えた。(編集担当:村山健二)


国土は小さく、天然資源もない・・・
それなのに日本はアジア随一の先進国になった=中国メディア
2018/07/10 11:12

中国の国土面積は世界3位の規模を誇り、その面積は日本の約26倍に達する。中国の国内総生産(GDP)はすでに日本を大きく上回っているが、国土がこれだけ大きくて人口も13億人以上もいることを考えれば、中国が世界有数の経済規模となってもなんら不思議なことではない。
 逆に、中国人から見ると日本は国土も小さく、人口も中国の10分の1にとどまるのに、世界3位の経済大国として君臨していることの方がよほど不思議に思えるようだ。中国メディアの快資訊は9日、「日本は中国の規模から考えれば小国なのに、なぜこんなに裕福なのか」と問いかける記事を掲載した。
 記事は、国土面積が中国の26分の1にとどまり、天然資源に乏しく、自然災害も頻発する日本は「アジア随一の先進国であり、世界にとっても重要な経済体であることは否定できない」と伝え、不利な環境にありながら日本が今日のような立場を確立できたのはなぜなのだろうかと疑問を投げかけた。
 この問いに対し、日本人の危機意識と真面目な国民性が関係しているはずだと伝え、日本人はネジ1つ作るにしても図面どおりに正確に制作すると指摘。また、海に囲まれ、自然災害が多発するからこそ危機意識が強く、何をするにしても最悪のことを想定しながら動くことができると伝え、こうした環境が日本人の国民性を形作ったと主張した。
 また、天然資源に乏しいからこそ、日本人は外から原料を輸入し、「付加価値」を加えて輸出する必要があったとし、それにはイノベーションが不可欠だったと強調。ここに日本人の真面目さが加わって高品質な製品を作ることができるようになったのだと伝え、多くの中国人は日本を好きではないかもしれないが、「中国人は日本を客観的に捉え、日本から学べることを積極的に学ぶべきである」と伝えている。(編集担当:村山健二)


日本人は車にメンツを求めないのか? 
高級車をあまり見かけない日本=中国
2018-07-01 11:12

 中国では経済の発展とともに、多くの消費者が自家用車を所有するようになっている。面子を気にして少しでも良い車に乗ろうとする傾向にあるのはいかにも中国らしいところだ。

 「車は自分の社会的地位を示すツール」だという考え方を持つ中国人から見ると、日本は先進国なのに街中であまり高級車が見られないということが不思議に思えることらしい。中国メディアの百家号はこのほど、「日本では高級車を見る機会があまりない」と紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、多くの中国人が日本と聞いて思い浮かぶことは「経済強国であり、科学技術が発達している国」ということだと紹介。中国よりも経済が成熟しているはずの日本だが、道路では「流線型のスーパーカーや高級車はほとんど見かけない」と指摘し、むしろ、中国ではメンツが立つ車としては扱われない「面包車」と呼ばれる箱型の車を良く見かけることが多いと紹介した。

 続けて、日本で見かける「面包車」は軽自動車だったり、ミニバンなどであることを紹介し、日本でこのような実用的な車が好まれるのは「日本人は富をひけらかすことを嫌う傾向にあり、もし、高級車に乗っていたら他人からの注目を集めてしまうため」だと指摘。また、駐車やメンテナンスにかかる費用の問題、そして、燃料代も決して安くはないため、日本では多くの人が小型で燃費の良い車を購入していることを紹介した。

 中国人は車を富の象徴として見る傾向にあり、乗っている車に「メンツ」を求める人が多い。より大きく、より高級であるほど、「他人から見られてメンツが立つ」と考えるのだ。一方、経済が成熟している日本で軽自動車やミニバンが多く見られることは中国人からすれば不思議に感じられるようだが、日本人からすれば「見栄を気にして車を購入しなければならない中国人は大変」という思いがする。
(編集担当:村山健二)


中国で毛嫌いされる「あの海産物」、
日本では高級食材らしい=中国メディア
      
2018-07-01 07:12

日本を代表する食文化といえば、やはり「海産物の生食」であろう。刺身はその代表格だが、中国メディアの快資訊は27日、「日本では好んで食べられている海産物のなかには中国では毛嫌いされているものも多い」と紹介する記事を掲載した。

 中国でも沿岸部では海産物が広く食されているが、加熱調理されることが一般的で、日本のように生で食べられることはない。記事はまず「ウニ」を挙げ、日本では高級食材とされるウニは中国ではあまり好まれないと紹介。一部の高級レストランでは提供されているが、蒸して食べることが一般的で、日本のように生のまま醤油を少しつけて食べることは「多くの中国人は受け入れられない」と伝えた。

さらに、「イクラ」も非常に生臭くて美味しくないと感じられると紹介。ウニもイクラも日本では高級食材であり、寿司屋などでは他のネタより高額で提供されている食材を苦手とする中国人は多いようだ。また、日本では牡蠣(カキ)を生で食べることもあるが、中国ではやはり火を通して食べることが一般的であるため、生ガキは食べられないという中国人は多いようだ。

 日中は隣り合っている国ではあるものの、食文化には大きな違いがある。日本が独特なのかもしれないが、中国では食材を生で食べる習慣はほとんどない。それゆえ野菜すら生ではほとんど食べないという人が多い。幼い頃からの食習慣は変えることは難しいが、様々な食文化を体験することは、楽しいことだ。(編集担当:村山健二)

山口組の名刺をヤフオクに…悲しすぎるヤクザのシノギ

 暴排条例による取り締まり強化などで、もはやヤクザのシノギは青息吐息。だが、それでも食うために気を吐くヤクザたちが始めた新たなシノギとは、一体どんなものなのだろうか。現役のヤクザたちに聞いた。どうやら、想像以上にシノギの現場はツラくなっているようだ。

ヤクザマニアに親分の名刺を売る


 話を聞いたのは、都内で某大手暴力団の下部組織に属し、普段は事務所当番として雑用に走り回っている横山剛さん(仮名・30歳)だ。横山さんの新たなシノギの場所はヤフオクだ。

「組織には歴史があるため、倉庫には膨大な量のヤクザグッズが眠っているんだ。でも、親分をはじめ誰も興味がない。そこで、たまに倉庫をあさっては、山口組、稲川会、住吉会、松葉会の代紋や名前が入った芳名録や灰皿などを持ち出して、こっそりヤフオクなんかで売っているんだ」

 これらはヤクザマニアの間で高値で取引されており、名刺やカレンダーは1枚3000円から取引されている。実話誌のヤクザ担当記者に聞いた。

「有名な組長のものだと名刺1枚で3万円以上。襲名披露の引き出物やアルバムなどは10万円以上の値がつくこともあります」

 横山さんの事務所の倉庫には、過去の大物親分の記念品や名刺が眠っているという。

「小出しにしないとバレて大変なことになる。ヘタにシャブの密売するよりもスリリングだよ(苦笑)」

ヤクザの特技を生かした新シノギ


ヤミ金時代に培ったトークを生かして、電話とチャットで占い師やってます」

 衝撃の告白をしてくれたのは、都内暴力団組員の山田裕次さん(仮名・33歳)だ。

「名前と生年月日を聞いて、ネットに打ち込んで適当に姓名判断、四柱推命の話をしながら、質問話法で相手の素性を話させる。深夜から早朝にかけての相談が多くて、客の大半は水商売の女だから、ちょろいもんです」

 山田さんによれば、リピーターをつかまえるコツは、たまに叱ることだという。

「みんな占ってほしいんじゃなくて、今の生活を叱ってほしいんじゃないかな。まぁ、オレも人のこと叱れるような生き方してこなかったけどね……」

山田さんのように、自分の特技を生かして新たなシノギを見つけるヤクザは多いようだ。手先の器用さを生かし、自称アーティストとして、オブジェを販売するヤクザもいる。みかじめ料の減収でフェイクアーティストとしてシノギを始めたのは、若頭の肩書も持つ西山健吾さん(仮名・46歳)だ。

「もともと手先が器用でモノを作るのが好きだったから、携帯のストラップとかシルバーアクセサリーとか作ってたんだ。販売サイトには芸大卒でいくつか賞を受賞したという偽プロフィールをかたって、流木や天然石やガラス玉を知り合いの産廃業者からもらってアクセサリーにして販売。これがけっこうなシノギで、月に10万円近くの売り上げがある」

 もはやシノギというよりも趣味と実益を兼ねた立派な正業である。

働き方改革を迫られトホホなシノギが急増中 ―